3ds Max 9 におけるドキュメントの変更点

3ds Max 9 の更新にあたって、MAXScript オンライン リファレンスに次の変更が行われました。

追加

3ds Max 8 で追加された IScriptCtrl インタフェースに関するドキュメントの不足を追記しました**。このインタフェースは、新しいスクリプト コントローラへのフル アクセスを提供します。このインタフェースは、新しいスクリプト コントローラへのフル アクセスを提供します。

3ds Max 8 で導入された hdr: ビットマップ値パラメータに関するドキュメントの不足を追記しました**。このパラメータを使用すると、既定値の 8 ビット/チャネルのビットマップの代わりに 32 ビット/チャネルのビットマップを構築することができます。

3ds Max 8 で導入された render() メソッドoutputHDRbitmap: パラメータに関するドキュメントの不足を追記しました**。このパラメータを使用すると、既定値の 8 ビット/チャネルのビットマップの代わりに 32 ビット/チャネルのビットマップをレンダリングすることができます。

3ds Max 8 で追加された、MAXScript エディタの[行か文字に移動](Go To Line Or Character)ダイアログ ボックスに関するドキュメントの不足を追記しました。 [Ctrl]+[J]キーを押すと、行数または文字数を入力するモーダル ダイアログ ボックスが表示されて、デバッガの出力やリスナーのエラー メッセージに基づいてソース コード内の対応する位置にジャンプできます。

3ds Max 8 で、スキン モディファイヤによって公開される SkinOps 構造体に追加された skinOps.setWeight(), skinOps.weightTool(), skinOps.isWeightToolOpen() および skinOps.closeWeightTool() メソッドに関するドキュメントの不足を追記しました。また、skinOps.unNormalizeVertex() メソッドに、不足している 3 つめのブール値パラメータが追加されました。

トピック「外部ファイル メソッド」に、makeDir() メソッドに対する all: オプション キーワード引数に関するドキュメントの不足を追記しました**。

Asset Tracking System を公開している「ATSOps インタフェース」の次のメソッドに関するドキュメントの不足を追記**しました: OpenProject(), CloseProject(), GetFilesByFileSystemStatus(), GetMinVersion(), GetMaxVersion(), GetVersion(), GetNotificationProviderIndex()

外部参照オブジェクトによって公開される IXrefProxy インタフェースおよび IXrefObject インタフェースに関するドキュメントの不足を追記しました。

これまでドキュメント化されていなかったメソッド biped.loadFigJustTwists()biped.loadFigNoTwists() を、「Biped のロードと保存」に追記しました。

previously undocumented methods biped.createCopyCollection(), biped.numCopyCollections(), biped.getCopyCollection(), biped.deleteCopyCollection(), biped.deleteAllCopyCollections() を「Biped の姿勢のコピーと貼り付け」に追加しました。

これまでドキュメント化されていなかった Biped ツイスト ポーズ コントロールに関連するメソッドの説明を追加しました。

これまでドキュメント化されていなかった Biped クォータニオン/オイラーに関連するメソッドの説明を追加しました。

その他の変更

「animationRange のドキュメント」の説明文を、[シーンをレンダリング]ダイアログ ボックスで使用される用語に合わせて修正し、検索しやすくしました。

「Reactor コントローラ」トピックの<index_integer>パラメータの説明文を変更しました。 従来の記述では、「リアクションの順序は、リアクションが作成される順序、およびリアクションが[reactor パラメータ]ダイアログ ボックスに表示される順序です。」となっていました。この動作は変更されています。コントローラおよびダイアログ ボックスは以前のリリースでリファクタリングされ、現在はリアクションの値に基づいてダイアログ ボックスに表示されるようになっており、ダイアログに表示される順序は作成順序とは関係なくなりました。新しい説明は、「リアクションの順序は、リアクションが作成される順序」です。