統合された移動(Move) /回転(Rotate) /スケール ツール(Scale Tool)では、移動、回転、スケールのハンドルがすべて 1 つのマニピュレータ上に表示されます。1 つのオブジェクトに対して多数の移動、回転、スケール操作を行う場合には、個々のツールを使用するよりも、簡単に変換できます。
統合された移動/回転/スケール ツール(Move/Rotate/Scale Tool)を使用するには
このマニピュレータは、移動、回転、スケールのツールのハンドルを 1 つに統合したものです。移動/回転/スケール ツール(Move/Rotate/Scale Tool)と比例修正ツール(Proportional Modification Tool)では、このマニピュレータが使われます。
移動ハンドルまたはスケール ハンドルがアクティブなときは、軸の回転リングは非表示になります。外側リングの回転リングをクリックすると、すべての回転ハンドルが表示されます。
移動ツール(Move Tool)/回転ツール(Rotate Tool)/スケール ツール(Scale Tool)と同様に、ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)では複数の変換ハンドルの機能を組み合わせて実行します。ただし、オブジェクトの変換はオブジェクト自体に対して相対的にではなく、バウンディング ボックスに対して相対的に行われます。
ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)を表示するには、オブジェクトの選択前または後に、次の操作のいずれかを実行します。
オブジェクトの周りにユニバーサル マニピュレータ インタフェースが表示されます。
ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)はコンポーネントに対して機能しません。
オブジェクトを移動するには
赤、黄、青のベクトル ラインと、関連付けられた値は、移動開始点からの距離を示します。
オブジェクトを回転させるには
作業単位の設定に関わらず、入力された値の単位は度になります。
ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)の設定に応じて、オブジェクトは中心を基点に回転するか、バウンディング ボックスの現在のピボット ポイントを基点に回転します。
オブジェクトをスケールするには
ユニバーサル マニピュレータ(Universal Manipulator)の設定に応じて、オブジェクトは中心を基点にスケールするか、バウンディング ボックスの現在のピボット ポイントを基点にスケールします。