LOD (Level of Detail)アトリビュート

LOD_group ノードを選択したときに、チャンネルボックス(Channel Box)またはアトリビュート エディタ(Attribute Editor)を使用して、次のアトリビュートを編集できます。

チャンネルボックス(Channel Box)で使用可能なアトリビュートは、LOD グループのしきい値設定を距離(Distance)または画面の高さのパーセンテージ(Screen Height Percentage)に基づいて設定したかに応じて異なります。(「LOD グループを作成する」を参照)

しきい値タイプ(Threshold Type)

レベルの切り替えを開始するために、LOD が距離(Distance)または画面の高さのパーセンテージ(Screen Height Percentage)のいずれを使用するように設定されているかを示します。

既定では、しきい値タイプ(Threshold Type)は、パーセンテージ(Percentage)(画面の高さのパーセンテージ(Screen Height Percentage))に設定されます。これは現在のカメラ フレームの LOD グループ全体が適用する画面の高さのパーセンテージに基づいて、表示するグループのレベルを選択します。

これを距離(Distance)に設定すると、レベルの切り替えは、カメラからの距離に基づきます。

ヒント: 正投影カメラと距離(Distance)に設定されたしきい値タイプ(Threshold Type)に基づいて LOD グループを作成する場合、このオプションは読み取り専用として表示され、しきい値タイプ(Threshold Type)は変更できません。

ただし、しきい値タイプ(Threshold Type)パーセンテージ(Percentage)に設定された正投影カメラに基づいて LOD グループが作成されている場合は、一時的にパースビュー カメラに切り替えて、しきい値タイプ(Threshold Type)距離(Distance)に設定することにより、しきい値タイプ(Threshold Type)を有効にできます。その後、パーセンテージ(Percentage)戻して、元の正投影カメラに切り替えます。こうすると、しきい値タイプの切り替えに必要な距離(Distance)しきい値が正投影カメラで機能するようになります。詳細については、「LOD と正投影カメラ」を参照してください。

LOD_ n Display
(ここで、n は、グループ内の各LOD の名前です)

ジオメトリが表示するレベルを、LOD グループのしきい値のルール(LOD の使用(uselod))に基づくか、常に表示(表示(show))、または常に表示しない(非表示(hide))であるかをコントロールします。これはテストを行う場合に役に立ちます。ジオメトリを比較できるように、グループのしきい値設定に関係なく、異なるレベルを表示するように強制することができます。「LOD をテストまたはプレビューする」も参照してください。

LOD_n Start Percentage または LOD_n Start Distance
(ここで、n は、グループ内の各LOD の名前です)

グループのしきい値タイプ(Threshold Type)が、距離(Distance)または画面の高さのパーセンテージ(Screen Height Percentage)に設定されているかによって、アトリビュートのラベルが変わります。これらの値を変更して、レベルの切り替えをオンにするタイミングを修正し、結果をテストするために拡大および縮小します。「LOD しきい値を編集する」も参照してください。

カメラ

(しきい値タイプ(Threshold Type)パーセンテージ(Percentage)に設定した場合にのみ有効です。)LOD レベルを切り替えるタイミングを決定するために使用するカメラを選択します。

ワールド空間(World Space)

しきい値タイプ(Threshold Type)距離(Distance)に設定されている場合にのみ適用されます。オンにすると、LOD 間の切替がワールド空間の原点を基準に行われます。オフにすると、切替が LOD グループの原点を基準に行われます。

最小/最大距離(Min Max Distance)

しきい値タイプ(Threshold Type)距離(Distance)に設定されている場合にのみ適用されます。これがオフの場合(既定)、動作は変更されません。これがオンの場合、最小距離(Min Distance)および最大距離(Max Distance)アトリビュートが、オブジェクトの可視範囲を定義します。

関連項目