パフォーマンス設定(Performance Settings)を開くには、ウィンドウ > 設定/プリファレンス > パフォーマンス設定(Windows > Settings/Preferences > Performance Settings)を選択します。
このパネルでは、パフォーマンスと精度のどちらを優先させるかを選択したり、操作性を向上させるために一時的にいくつかのビジュアルの更新を無効にできます。
オブジェクトの操作時に画面をリフレッシュ(または再描画)するタイミングを設定するには、ディペンデンシー グラフの評価(Dependency Graph Evaluation)セクションで次のオプションのいずれかを選択します。
ドラッグ時に画面をリフレッシュします。
マウス ボタンを放して、画面ウィンドウの右下に表示されている更新(Update)ボタンをクリックしたときにのみ画面をリフレッシュします。
マウス ボタンを放した時にのみ画面をリフレッシュします。
特定のツールまたは操作を対話的に使用している場合に、ビューポートに結果を表示するかどうかをコントロールするには、これらのオプションを使用します。サーフェスの操作中に、サーフェスの横にあるサーフェス(Surfaces)セクションで次のいずれかのオプションを選択します。
マウス操作中に複雑な演算を実行します。 たとえば、投影として使用されるカーブをドラッグしてサーフェスをトリムしている場合は、トリムの効果(サーフェスに作成される穴)が表示されます。マウス ボタンを放しても、効果は表示されたままです。
マウス操作中は複雑な演算実行を完全に無効にします。 たとえば、トリム カーブをドラッグしている間に、トリムの効果がビューポートに表示されなくなります。これは、操作を行っている(トリム カーブをドラッグしている)場合も、何も行っていなくて Maya がアイドル状態である場合も同様です。
Maya がアイドル状態である場合、つまり、ジオメトリを操作していない場合に、複雑な操作を一時停止します。たとえば、トリム カーブをドラッグしている間は、表示が更新されません。マウス ボタンを放すまで更新待ちになります。
アニメーション化されたペイント エフェクト(Paint Effects)ブラシまたはストロークの再生をコントロールするには、ペイント エフェクト(Paint Effects) スクリーンで次のいずれかを選択します。
再生中でもパラメータが変更された場合でも、何か変更された時点でシーン ビューがリフレッシュされます。
ブラシは setAttr が実行されるまで更新されません。
シーン ビューは再生が終了したとき、またはパラメータが変更されたときにリフレッシュされます。
マウス操作時に発生するデフォーマの複雑な演算の実行を制御するには、デフォーマ(Deformers)セクションで次のオプションのいずれかを選択します。
マウス操作中に複雑な演算を実行します。
マウス操作中は複雑な演算実行を完全に無効にします。
マウス操作中は複雑な演算を一時停止します。
クラスタの解像度(Cluster Resolution)とラティスの解像度(Lattice Resolution)の場合に限り、解像度の部分使用(Use Partial Resolution)アトリビュートを部分に設定し、解像度パーセント(Percent Resolution)をノード単位に設定することで、個々のクラスタ デフォーマまたはラティス デフォーマのすべての変形の再描画のパフォーマンスが向上し ます。
クラスタの解像度(Cluster Resolution)とラティスの解像度(Lattice Resolution)の場合に限り、すべてのクラスタ デフォーマまたはラティス デフォーマの変形の再描画のパ フォーマンスが向上します。(各クラスタやラティスごとに解像度パーセント(Percent Resolution)を設定する必要はありません)。
クラスタのグローバル解像度(Global Cluster Resolution)とラティスのグローバル解像度(Global Lattice Resolution)をフル(Full)、高(High)、中(Medium)または低(Low)に設定します。低設定は、低比率(%)に相当するため、描画のパフォーマンスが向上します。