レンダー コマンド ライン ユーティリティによるネットワーク レンダー

フレームのシーケンスをインタラクティブにレンダーするには

アニメーションをレンダリングするときに、バッチ レンダーを実行する必要なく、フレーム シーケンスをレンダリングできます。便宜上、プレビューのために、これらのイメージをレンダー ビュー(Render View)に追加することもできます。「フレーム シーケンスをインタラクティブにレンダリングする」を参照してください。

バッチ レンダーするには

コマンド ラインを使用してコマンド ライン レンダリングおよびネットワーク レンダリングを実行するには、希望のサード パーティ製レンダラを使用するか、Solid Angle の Web サイトから Arnold 用バッチ レンダー ノードを購入してください。

Arnold for Maya でコマンドライン レンダリングを実行すると、レンダリングされたイメージには透かしが入ります。

ネットワーク レンダーの管理

管理プロセスは、Backburner またはほかのサード パーティ レンダラを使用して自動化することができます。ネットワーク レンダリング中に Backburner を使用してレンダー ジョブとレンダー ノードを管理する方法については、Backburner によるネットワーク レンダリングを参照してください。

複数のコンピュータでレンダーを行うには

    注:

    作業を始める前に、ワークステーションをネットワークに接続しておく必要があります。ワークステーションがネットワーク接続されていない場合は、システム管理者にご依頼ください。

  1. それぞれのマシンに Maya をインストールします。

    最小限必要なコンポーネントだけをインストールすることをお勧めします。たとえばインストールの際に、マニュアルなど、すべてのオプションをロードする必要はありません。

  2. それぞれのレンダー用ワークステーションでレンダー コマンドを開始します。

    これはコマンド ラインの Render コマンドを使って手動で行うことができます。自動で行う場合は、簡単なスクリプト手順を使用します。追加のオプションについては、コマンド ラインのレンダー ヘルプ(render -h)を参照してください。

    たとえば、次のようになります。

    100 フレームのシーンを 4 台のレンダー ワークステーションで分散してレンダーする場合は、次のように入力します。

    注:

    Maya ファイルでセットとしてレンダラを使用してレンダーするには、-r file フラグを使用してください。

    Render -r file -s 1 -e 25 filename (1 番目のレンダー用ワークステーション)

    Render -r file -s 26 -e 50 filename (2 番目のレンダー用ワークステーション)

    Render -r file -s 51 -e 75 filename (3 番目のレンダー用ワークステーション)

    Render -r file -s 76 -e 100 filename (4 番目のレンダー用ワークステーション)

    ヒント: -rep を使用する

    Render コマンドで -rep フラグを使用して Maya ソフトウェア ネットワーク レンダリングを自動化することができます。

関連項目