フレーム シーケンスをインタラクティブにレンダリングする

フレームのシーケンスは、次の 3 つの方法でレンダーできます。

シーケンス レンダー(Render Sequence)を使用してアニメーションをレンダーするには

  1. レンダー設定(Render Settings)ウィンドウ > 共通(Common)タブで、レンダリングするフレームを設定します。

    レンダリング(Rendering)メニュー セットで、レンダー > レンダー設定(Render > Render Settings)を選択し、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウを開きます。

    ファイル出力 > メタデータ(File Output > Metadata) (名前、タイプ、値) > フレーム/アニメーション拡張子(Frame/Animation ext)で、# 付きの任意のオプションを選択します。例: name.#.ext)。このオプションはレンダーしたイメージ ファイル名の形式を決定し、以下のセクションのフレーム レンジ(Frame Range) > 開始フレーム(Start frame)および終了フレーム(End frame)アトリビュートをアクティブにします。

    これらのアトリビュートを使用してフレーム レンジを設定できるようになりました。

  2. レンダー > レンダー シーケンス(Render > Render Sequence) > を選択して、レンダー シーケンス(Render Sequence)オプション ウィンドウを開きます。

    シーケンス レンダー(Render Sequence)ウィンドウのタイトル バーには、レンダリングされるフレームが示されます(例: フレーム: 1-10)。

    既定では、イメージはプロジェクトの images フォルダに保存されます。これらのイメージをレンダー ビュー(Render View)に保存するには、レンダー ビューに追加(Add to Render View)を有効にします。

    ヒント:

    レンダー ビュー(Render View)メニューまたはレンダー ビュー > レンダー(Render View > Render)マーキング メニューでレンダー > シーケンス レンダー(Render > Render Sequence) > を選択することもできます。

    レンダー設定(Render Settings)ウィンドウ > 共通(Common)タブを使用して、レンダーしたイメージを保存したパスを確認できます。

  3. シーケンス レンダー(Render Sequence)をクリックして、レンダリングを開始します。

    スクリプト エディタ(Script Editor)に、レンダーの進行状況を示すメッセージが表示されます。

    イメージをレンダー ビュー(Render View)に追加した場合は、レンダー ビュー(Render View)ウィンドウの下部にあるスライダを使用して、レンダリングしたイメージのシーケンスをスクロールします。

その他のシーケンス レンダー(Render Sequence)オプション

シーケンス レンダー(Render Sequence )には次のオプションもあります。

さらに、レンダリングの設定(Render Setup)を使用している場合は、次の操作を行うことができます。

すべてのカメラから、または特定のカメラからレンダーする

特定のカメラからレンダーするには、現在のカメラ(Current Camera)ドロップダウン リストからカメラを選択します。シーン内で作成したすべてのカメラがこのリストに自動的に追加されます。

レンダリング可能なすべてのカメラからレンダーするには、すべてのレンダリング可能なカメラ(All Render-Enabled Cameras)を有効にします。このオプションを無効にすると、現在のカメラ(Current Camera)のみがレンダリングされます。

ヒント:

現在のカメラ(Current Camera)ドロップダウン リストが非アクティブな場合は、すべてのレンダリング可能なカメラ(All Render-Enabled Cameras)が無効になっていることを確認してください。

領域をレンダー(Render Region)

この機能では、シーンの領域のレンダリングがサポートされています。

レンダー ビュー(Render View)でレンダリングする領域をセレクション ボックスで選択した後に、シーケンス レンダー(Render Sequence)オプション ウィンドウで領域をレンダー(Render Region)を有効にして、シーケンス レンダー(Render Sequence)をクリックします。

イメージの出力ファイルの場所を選択します。

既定では、レンダーされたイメージはプロジェクトの images フォルダに保存されます。別の場所を設定するには、代替出力ファイルの場所(Alternate Output File Location)アトリビュートを使用して目的のフォルダにナビゲートします。

カスタマイズしたフォルダの場所は、現在の Maya セッション専用に保存されています。新しいシーンまたは既存のシーンを開くか、Maya を終了して再起動すると、この場所はクリアされます。

既定のパスを確認するには、レンダー設定(Render Settings)ウィンドウ > 共通(Common)タブを参照してください。

レンダー ビュー(Render View)にイメージを保存する

イメージをレンダー ビュー(Render View)に保存するには、レンダー ビューに追加(Add to Render View)を有効にし、ウィンドウの下部にあるスライダを使用して、レンダーしたイメージ シーケンスをスクロールします。

すべてのレイヤのレンダリング イメージをレンダー ビュー(Render View)に追加するには、すべてのレイヤを追加(Add All Layers)を有効にします。すべてのカメラのレンダリング イメージを追加するには、すべてのカメラを追加(Add All Cameras)を有効にします。アクティブ レイヤとアクティブ カメラのイメージのみを保存するには、これらのオプションを無効にします。

すべてのレイヤをレンダーする

レンダリングの設定(Render Setup)を使用してシーンを分割した場合は、レンダリング可能なすべてのレイヤをレンダーするか、現在のレイヤのみをレンダーすることができます。すべてのレイヤをレンダーするには、すべてのレンダリング可能なレイヤ(All Render-Enabled Layers)を有効にします。アクティブ レイヤのみをレンダーするには、このオプションを無効にします。

ローカル オーバーライドを無視する

バッチ レンダリング中はローカル レンダー オーバーライドは無視されます。シーケンスのレンダリング中に、レンダー内のローカル オーバーライトを無視する、または考慮することができます。ローカル オーバーライドを無視(Ignore Local Overrides)オプションを有効または無効にします。

このオプションはレンダー ビュー(Render View)に保存されたイメージと、保存済みのイメージ ファイルの両方に適用されます。

現在の設定を使用してシーケンスをレンダーする

最後に保存した設定を使用してシーケンスをレンダーするには、レンダー ビュー(Render View)ツールバーまたはレンダリング(Rendering)シェルフで をクリックします。

Arnold AOV をレンダリングする

シーンに AOV を追加し、シーケンスをレンダーするときに AOV を出力して、ディスクに保存します。

  1. レンダー設定(Render Settings)ウィンドウ > AOV(AOVs)タブで シーンに AOV を追加します。
  2. シーケンス レンダー(Render Sequence)ウィンドウで選択したレンダー オプション(Render Options) が正しいことを確認します。これらのオプションは、レンダー シーケンスと AOV の両方に適用されます。

    たとえば、すべてのレイヤをレンダー(Render All Layers)を有効にしてすべてのカメラをレンダリング(Render All Cameras)を無効にした場合、レンダー レイヤごとの AOV がレンダリングされ、ディスクに保存されますが、現在のカメラのみがレンダリングされます。

  3. (オプション)レンダー ビュー(Render View)に 1 つの AOV を保存します。レンダー設定(Render Settings)ウィンドウの AOV > 旧式 > Maya レンダー ビュー > レンダー ビュー AOV(AOVs > Legacy > Maya Render View > Render View AOV)ドロップダウン リストから必要なチャネルを選択します。
  4. シーケンス レンダー(Render Sequence)をクリックして、レンダリングを開始します。