Maya で自動的に作成される無題コレクション

アクティブなレンダー レイヤ(つまり、可視に設定されているシーン レイヤ以外のレイヤ)でオブジェクトを作成する場合、このオブジェクトを含む、無題という名前のコレクションが自動的に作成されます。

レンダー レイヤで作成した追加オブジェクトも無題コレクションに追加されます。

無題コレクションの名前は変更できます。ただし、コレクションの名前を変更してから、アクティブなレンダー レイヤで追加オブジェクトを作成すると、新規無題コレクションとして再び作成されてしまいます。

追加無題コレクション(他のレンダー レイヤで作成)の名前は、named _untitled_1 や _untitled_2 のようになります。

無題のコレクションの作成を回避する

アクティブなレンダー レイヤに新しいオブジェクトを追加するときに、無題のコレクションが作成されないようにするには、オプション > 新しいオブジェクトが作成されたときに無題のコレクションを有効化(Options > Enable untitled collections when new objects are created)を無効にします。

シーン内に無題のコレクションがある場合や、現在のレンダー レイヤに無題のコレクションがある場合を含めて、このオプションはいつでも無効にできます。現在のレンダー レイヤに無題のコレクションがある場合に、新しいオブジェクトを追加で作成しても、これらのオブジェクトは既存の無題のコレクションに追加されなくなります。

この設定は、オプションの変数 renderSetup_useUntitledCollections にプリファレンスと一緒に保存されるため、Maya を再起動しても維持されます。

環境変数 MAYA_RENDER_SETUP_USE_UNTITLED_COLLECTIONS を設定して、このオプションをコントロールすることもできます。値を 0 にするとオプションは無効になり、値を 1 にすると有効になります。環境変数の方がプリファレンスよりも優先します。この環境変数が設定されている場合、オプション > 新しいオブジェクトが作成されたときに無題のコレクションを有効化(Options > Enable untitled collections when new objects are created)メニュー オプションはグレーになり、環境変数の値に従います。