ジャンプ先: 概要. 戻り値. フラグ. MEL 例.

概要

uiTemplate [-defineTemplate string] [-exists] [-useTemplate string] [string]

uiTemplate は、取り消し可能、照会可能、および編集可能です。

新しいコマンド テンプレート オブジェクトを作成するためのコマンドです。テンプレート オブジェクトによって、複数の UI コマンド用にフラグの既定の引数を保持することが可能です。コマンドの引数を指定するには、個々のコマンドで -defineTemplate フラグと既定にしたいフラグと引数を使用します。setUITemplate コマンドも参照してください。

戻り値

string作成された uiTemplate の名前。

照会モードでは、戻り値のタイプは照会されたフラグに基づきます。

フラグ

defineTemplate, exists, useTemplate
ロング ネーム(ショート ネーム) 引数タイプ プロパティ
-defineTemplate(-dt) string create
他の任意のフラグと引数を解析し、かつ引数で指定したコマンド テンプレートに追加するモードに、コマンドのモードを変更します。 templateName が現在のテンプレートとして設定されていれば、その後コマンドが実行されるたびに、この引数が既定の引数として使用されます。
-exists(-ex) create
指定したオブジェクトが存在するかどうかを返します。他のフラグは無視されます。
-useTemplate(-ut) string create
コマンドに、現在のものとは異なるコマンド テンプレートを使用するように強制します。

フラグはコマンドの作成モードで表示できます フラグはコマンドの編集モードで表示できます
フラグはコマンドの照会モードで表示できます コマンド内でフラグを複数回使用できます。

MEL 例

//    Create a new template.
//
if (`uiTemplate -exists ExampleTemplate`) {
    deleteUI -uiTemplate ExampleTemplate;
}
uiTemplate ExampleTemplate;

button -defineTemplate ExampleTemplate
    -width 100 -height 40;
frameLayout -defineTemplate ExampleTemplate
    -borderVisible true -labelVisible false;

//    Create a window and apply the template.
//
string $window = `window`;
setUITemplate -pushTemplate ExampleTemplate;
columnLayout -rowSpacing 5;

frameLayout;
columnLayout;
button -label "One";
button -label "Two";
button -label "Three";
setParent ..;
setParent ..;

frameLayout;
columnLayout;
button -label "Red";
button -label "Green";
button -label "Blue";
setParent ..;
setParent ..;

setUITemplate -popTemplate;

showWindow $window;