[環境]タブ

太陽と空のプロパティ、および露出の設定を指定するには、[環境]タブを使用します。

太陽と空の効果は露出がオンになっている場合のみ表示され、オフの場合は[シーンビュー]の背景が白になります。

[太陽]

太陽のプロパティを設定および修正します。

[オン]: 太陽のオン/オフを切り替えます。モデルの光源が有効になっていない場合、この設定は効果がありません。モデルの光源をコントロールするには、[ビューポイント]タブ [レンダリングスタイル]パネルに移動します。

太陽の一般プロパティを設定します。

これらの設定は、背景にのみ影響します。コロナの外観をコントロールします。

日照の角度を設定します。

外部の太陽光を使用して、すばやくレンダリング結果を生成するために、建物またはビューポイントに対して相対的な太陽の位置を使用します。これは既定の設定です。

太陽や場所の設定を使用する場合は、[地理]を選択します。

空のプロパティを指定します。

[上空のイルミネーションをレンダリング]: このチェックボックスをオンにすると、[シーンビュー]の太陽光エフェクトがオンになります。エフェクトは、リアリスティック表示スタイルとフォトリアリスティック表示スタイルの両方で表示されます。このチェックボックスがオフになっている場合、太陽光には表示されなくなります。
[強度係数]: 空の明るさの効果を増大することができます。値の範囲は、0.0 ～最大です。既定値は 1.0 です。
[靄]: 大気中への分散度合を指定します。値の範囲は 0.0 ～ 15.0 です。既定値は 0.0 です。
[夜空の色]: 夜空の色を選択するには、[色]ピッカーを使用します。
[水平線の高さ]: 地表面の位置を調整するには、スライダを使用します。

現実世界の輝度値をイメージに変換する度合をコントロールします。

[オン]: 露出(トーンマッピング)のオン/オフを切り替えます。効果は、リアリスティック表示スタイルとフォトリアリスティック表示スタイルの両方で表示されます。このチェックボックスをオフにすると、シーンの背景が白になり、日照と上空のシミュレーションは表示されなくなります。

[露出値]

レンダリングイメージ全体の明るさです。この設定は、自動露出機能を備えたカメラの露出補正設定に相当します。-6 (明るい)から 16 (暗い)の値を入力します。既定値は 6 です。

[ハイライト]

イメージの最も明るい領域の光源レベル。0 (暗い)から 1 (明るい)の値を入力します。既定は 0.25 です。

[中間トーン]

明るさがハイライトから影の間にあるイメージ領域の照明レベル。0.1 (暗い中間トーン)から 4 (明るい中間トーン)の値を入力します。既定は 1 です。

[影]

イメージの最も暗い領域の光源レベル。0.1 (明るい影)から 4 (暗い影)の値を入力します。既定は 0.2 です。

[白のポイント]

レンダリングイメージ内で白色表示する光源の色温度。この設定は、デジタルカメラでの「白のバランス」設定に似ています。既定値は 6500 です。

レンダリングイメージのオレンジ色が強すぎる場合は、[白のポイント]の値を減少します。レンダリングイメージの青色が強すぎる場合は、[白のポイント]の値を増加します。

[彩度]

レンダリングイメージの色の強度。0 (灰色/黒/白)から 5 (最も強度が高い色)の値を入力します。既定は 1 です。