ビューポイントの概要

ビューポイントは、[シーン ビュー]内に表示されているモデルから作成されたスナップショットです。重要なことは、ビューポイントを、単にモデルのビューに関する情報を保存すること以外の目的で使用することもできるということです。たとえば、朱書きとコメントを使用して注釈を付けることができるので、ビューポイントを設計審査の監査記録として使用することもできます。 ビューポイントは、[シーン ビュー]のリンクとしても使用できるので、ビューポイントをクリックしてそこにズームすると、Autodesk Navisworks によってそこに関連付けられている朱書きとコメントも表示されます。

ビューポイント、朱書き、およびコメントは、すべて Autodesk Navisworks から NWF ファイルに保存されるため、モデル ジオメトリから独立しています。 そのため、ネイティブ CAD ファイルが変更されても、保存されたビューポイントは元のままであり、モデル ジオメトリのベース レイヤの上にオーバーレイとして表示されます。これにより、デザインがどのように改善されたか確認することができます。リンク、コメント、および朱書きの詳細については「モデルをレビューする」、NWF ファイル形式の詳細については「ネイティブ ファイル形式」をそれぞれ参照してください。

ビューポイントには、モデルのビュー、ナビゲーション設定、および朱書きとコメントによる注釈に関するさまざまな情報が含まれます。 詳細については、「既定のビューポイント オプション」を参照してください。

モデルのビュー

  • カメラ位置、投影モード、視野、および方向
  • ライティング モード、レンダリング モード、および異なるジオメトリ タイプ(サーフェス、線分、ポイント)の表示のためのトグル
  • 断面化の設定

さらに、以下の項目のオーバーライドをビューポイントとともに保存できます(これは任意です):

  • 可視性(非表示/必須)
  • 外観(色および透過性)

[ナビゲーション]

  • 移動の線形速度と角速度
  • リアリズム設定(衝突、重力、第三者、しゃがむ)
  • 現在選択されているナビゲーション ツール

注釈

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