[エクスポートオプション]ページを使用して、電極のエクスポート オプションを指定する場合、標準の CERTA QMeasure スクリプトとともに CERTA プリセット スクリプトを作成することができます。電極は、指定のアンダーサイズでオフセットして加工されますが、電極ベースはオフセットなしで加工されます。CERTA QMeasure スクリプトはアンダーサイズを補正して検査を行いますが、これは、ベースに対して正確ではありません。CERTA プリセット スクリプトは、電極ベースに対する特定の検査を補助します。また、PowerInspect へのエクスポート時に訂正することもできます。
- ダイアログの[エクスポート オプション]ページで、[エクスポート]領域からPowerMillを選択し、[含めるアイテム]領域から[EDM データ転送ファイル]と[PowerInspect の検査ポイント]を選択します。
- 最初の
ボタンをクリックして、[EDM エクスポート選択]ダイアログを表示します。
- CERTA QMeasure スクリプトを選択します。
[Shift]キーを押しながら、希望の EDM エクスポート フォーマットをさらに選択することもできます。
- 2 番目の
ボタンをクリックして、[検査ポイント]ダイアログを表示します。
- グラフィックウィンドウで電極モデルをクリックして、必要な検査ポイントを追加します。
プリセットスクリプトを生成するには、次の順序で検査ポイントを定義しなければいけません。
- ベースの各側面につき、3 つのポイント
- 電極ベースの上部サーフェスから、最低 4 つのポイント
- 電極上のその他のポイント
をクリックして変更を了解し、[検査ポイント]ダイアログを閉じます。
- [終了]をクリックすると、定義したエクスポート先ディレクトリに、.trode ファイルと CERTA スクリプトがエクスポートされます。
.trode ファイルを PowerInspect に読込むと、プリセットスクリプトで定義された検査ポイントが、別の検査グループとしてオフセット 0 で表示されます。次の方法で、必要に応じて検査ポイントを変更し、編集したスクリプトを抽出することができます。
- PowerInspect から結果をエクスポートした後に、.trode ファイルを右クリックします。
- [電極] > [補正した EDM スクリプトを抽出] > [カスタムスクリプト: CERTA]を選択します。
注: PowerInspect で行われる全ての変更の含まれた、編集した CERTA スクリプトを抽出するには、 Electrode Shell Extension がインストールされていなければいけません。