面積およびサブエリアを計算するために DIN 規格で使用される規則について説明します。
DIN 規格では、DIN 277 または WoflV/II.BV で面積が計算されます。
未仕上げ面積(UA)
未仕上げ面積は次のとおりです。
実部屋面積(NRA)
通常、DIN 277 による実部屋面積の計算は、公共の建物、業界のオブジェクト、医療施設の計画ために使用されます。実部屋面積は次のとおりです。
すべての部屋はレベルごとに集計され、部屋の筐体ごとに個別に一覧表示されます。DIN 277 エディション 2016 に従って、次のようになります。
一方、DIN 277 エディション 2005 以前では、次のようになります。
総面積が部屋タグに表示されます。
Excel に書き出す場合、Areabook では、高さ 1.50 m より上側と下側の面積とこれらの面積のセクタが区別されます。
居住面積(LA)
WoflV/II.BV による居住面積の計算は、住宅用の建物の計画専用です。居住面積は次のとおりです。
DIN 277 による実部屋面積の計算では、部屋ごとに全体で 3% の縮減を適用することができます。
煙突、控え壁、柱などの 0.10 m² 未満の減算面積は考慮されません。深さ 0.13 m までの窓および壁のくぼみは計算されません。
屋根の下にあり、正味の高さが低い部屋およびサブエリアの場合は、次の計算係数が一般的に適用されます。
フロア エリア
次の床面積は、部屋筐体ごとに個別に一覧表示され、レベルごとに集計されます。これらの面積の統計情報は、通常、効率性の監査のために作成されます。
床面積は DIN 277 によって定義される規則に基づいて計算されます。