高さの線分の定義に関するリファレンス

Areabook での屋根高さの線分の定義について説明します。

部屋が屋根で覆われている場合、Areabook では、屋根高さの線分に基づいて部屋のサブエリアが認識されます。屋根のサブエリアの計算には、これらの高さの線分を正しく定義することが必要です。

国際規格による面積計算は、一般的な条項の対象ではありません。

ただし、DIN 277 または WoflV/II.BV による面積計算には、異なる高さの線分が必要となります。
DIN 277 の場合、既製の床の上側のエッジに対する面積計算には、1.50 m の高さの線分が 1 つ必要です。 WoflV/II.BV の場合、既製の床の上側のエッジに対する面積計算には、1.00 m と 2.00 m の 2 つの高さの線分が必要です。

高さ線分の設定は、[Calculation Settings]ダイアログで定義できます。次の例は、さまざまなプロジェクト標準に合わせて高さ線分を設定する方法について示しています。

国際規格

高さの線分の定義は一般的な条項の対象ではありません。したがって、必要に応じて、任意の高さで 1 つまたは 2 つの高さの線分を使用することも、使用しないことも可能です。必要な高さの線分を定義して、必要に応じてここでの例で示すように方向を設定します。

DIN 規格(ドイツ): DIN 277

DIN 277 による面積計算には、高さの線分が 1 つ(既定は 1.50 m)のみ必要です。

例 1: 柱脚のない壁

例 2: 0.50 m の高さに柱脚がある壁

DIN 規格(ドイツ): WoflV/II.BV

WoflV/II.BV による面積計算には、高さの線分が 2 つ(既定は 1 m と 2 m)必要です。

例 1: 柱脚のない壁

例 2: 0.50 m の高さに柱脚がある壁

例 3: 0.50 m の高さに柱脚がある壁および 0.10 m の深さに床仕上げ