Buildingbook の計算設定を変更して、壁、床、天井に開口部を作成します。
注: International Standard には、プロジェクト標準固有の計算設定が含まれていません。この手順および結果としての設定はドイツの VOB 標準にのみ使用できます。
ドイツの VOB 標準では、計算数量で使用するルールを複数指定します。規則は数量が計算される施工物、壁や床、天井、基礎のスラブの開口部など、特にサブエリアの減算によって異なります。
計算が平方計測かソリッド計測で行われるかどうかによって、特定のサイズまでのサブエリアを数量で無視するかどうかを指定できます。次に例を示します。
- サイズが 2.5 m² までの開口部、窓、ドアなどのサブ要素は無視されます - 壁が平方計測（面積）で計算される場合です。
- 壁がソリッド計測(体積)で計算されている場合、制限は 0.5 m³ です。
- [Quantification]タブ
Buildingbook Extensionパネル 
(Calculation Settings)をクリックします。
[Calculation Settings]ダイアログが開きます。
- 下の表で説明されているように、一覧表示されているパラメータを変更します。
- この作業が完了したら次のように操作します。
- [Restore Defaults]をクリックして、[Calculation Settings]ダイアログの上部に一覧表示されている、規格の既定の設定を変更します。
- [Cancel]をクリックして、変更を加えずに[Calculation Settings]ダイアログを閉じます。
- [OK]をクリックして、指定したように計算設定を変更します。
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| VOB - Wall Openings - by square measure | |
| Ignore | 平方計測で計算する場合、建築パーツの数量を計算するときに開口部のサブ要素を無視します。はい、またはいいえ。 [Yes]の場合は、次の範囲が考慮されます。 |
| Area - equal to or less than |
このオプションの既定値は 2.5² です。 壁が平方計測で計算される場合、2.5 m² よりも小さい壁の開口部は無視されます。2.5 m² より大きい開口部は計算されます。 |
| VOB - Wall Openings - by solid measure | |
| Ignore | ソリッド計測で建築パーツの数量を計算する場合、開口部のサブ要素を無視します。はい、またはいいえ。 [Yes]の場合は、次の範囲が考慮されます。 |
| Volume - equal to or less than |
このオプションの既定値は 0.5² です。 ソリッド計測によって壁が計算される場合、0.5 m² よりも小さい壁の開口部は無視されます。0.5 m² より大きい開口部は計算されます。 |
| VOB - Floor, Ceiling, Foundation Slab Openings - by square measure | |
| Ignore | 平方計測で計算する場合、建築パーツの数量を計算するときに開口部のサブ要素を無視します。はい、またはいいえ。 [Yes]の場合は、次の範囲が考慮されます。 |
| Area - equal to or less than |
このオプションの既定値は 0.1² です。 壁が平方計測で計算される場合、0.1 m² 未満の壁の開口部は無視されます。0.1 m² より大きい開口部は計算されます。 |
| VOB - Floor, Ceiling, Foundation Slab Openings - by solid measure | |
| Ignore | ソリッド計測で建築パーツの数量を計算する場合、開口部のサブ要素を無視します。はい、またはいいえ。 [Yes]の場合は、次の範囲が考慮されます。 |
| Volume - equal to or less than |
このオプションの既定値は 0.5² です。 ソリッド計測によって壁が計算される場合、0.5 m² よりも小さい壁の開口部は無視されます。0.5 m² より大きい開口部は計算されます。 |