部屋対応ファミリについて

部屋集計表の要素に対して部屋が正しく反映されていない場合、要素ファミリを修正して部屋に対応させます。

ほとんどの場合、部屋に置かれているファミリは、集計表の部屋と関連付けられます。場合によっては、ファミリ インスタンスで部屋が正しくレポートされないことがあります。家具、ドア、窓、収納家具、特殊部品、一般モデルなどのファミリがプロジェクトに配置される時、そのジオメトリの一部が部屋や空間の外側に配置されたり、別のファミリに配置されることがあり、その場合は計算可能な値がレポートされません。

この例では、高くした壁カウンターが間仕切りを取り囲んでいます。

カウンター ファミリは、単純な長方形の押し出しで構成されていて、壁の中心に配置されています。カウンターは中心(次のイメージの赤い点で表示)に配置点が位置付けられており、その中心が壁内に配置されています。

このため、カウンターは部屋に集計されません。このような状況に対処するために、ファミリの部屋計算ポイントを修正することにより、ファミリを部屋対応にすることができます。