チュートリアルのパート 3 では、[地盤面]ツールを使用して外構を作成し、建築舗装を追加して建物モデルの位置を設定し、切断ボックスを使用して地盤面の奥行きを追加します。
このビデオは、次のことを示します。
建物の周辺環境を作成するには[地盤面]ツールを使用して、外構を追加します。 標準の平面図ビューでは、地形カテゴリの表示がオフになっているため、代わりに外構図ビューを開いておくと、作成した地盤面を確認できます。
リボンの[外構]タブにある[地盤面]ツールはモード タイプです。つまり、ツールを選択すると、リボンにコンテキスト タブが表示され、地盤面の作成や編集に必要なツールが表示されます。このモードを終了するには、[地盤面作成を終了]または[地盤面変更をキャンセル]をクリックします。 地盤面を作成するには、[点を配置]ツールを使用して指定点高さを表す点を外構図に配置します。 これらの点を使用して、地盤面ジオメトリが自動的に生成されます。 地盤面は、3D 等高線情報を含む CAD ファイルを読み込んで作成することもできます。また、特定の土木設計アプリケーションで生成できるポイント ファイルから作成することもできます。
オプション バーの[高さ]で「1000mm」と入力します。これで、点を配置する位置をクリックするたびに、その場所の指定点高さが 1000 に設定されます。オプション バーの[高さ]値を変更し、追加の点を配置します。 点を配置すると、地盤面が生成され、等高線が表示されます。 地盤面の傾斜は、3D ビューで確認できます。
地盤面を修正し、建物モデルの位置を設定するにはモデル内に建築舗装を配置します。 地盤面に舗装要素の位置を反映させるには [建築舗装]ツールをクリックします。このツールも[地盤面]ツールと同様にモード タイプです。 舗装要素を生成するには、舗装の範囲を閉じたループとしてスケッチし、完了する必要があります。[壁を選択]ツールと[Tab]キーを使用すると、プロジェクト内で既にモデル化されている壁を選択できます。
ViewCube を使用してビューを操作し、舗装のスケッチ線が壁の内側の面にあることを確認します。フリップ コントロールを使用して選択した要素の反対側にスケッチを反転させます。スケッチが完成したら、[編集モードを終了]をクリックして舗装の作成を完了し、スケッチ モードを終了します。
地盤面の奥行きを深めるには 3D ビューで切断ボックスを使用します。 作図領域の空白部分をクリックしてビューを選択し、プロパティ パレットの[範囲]にある[切断ボックス]オプションをオンにします。3D ビューで切断ボックスを選択すると、その形状ハンドルを移動することによって、切断ボックスのエッジをすべての側面の地盤面エッジと交差させることができます。屋根をモデルに配置したときに切断されないように切断ボックスの上部を上方に調整します。
切断ボックスを選択したまま、右クリックして[ビューで非表示]を選択すると、切断ボックスが非表示になります。
マテリアルを変更するには、地盤面を選択し、プロパティ パレットの[マテリアル]の値をクリックします。 [マテリアル]ダイアログで、外観として芝生のマテリアルを選択します。 ビュー コントロール バーの[シェーディング]スタイルを適用すると、建物の外観を把握できます。