集計表と注釈タグでレポート パラメータを計算して表示します。
このビデオは、次のことを示します。
[計算値]を使用して、レポート パラメータを作成する式を実装します。 この機能は集計表や注釈タグを使用する際に特に役立ちます。 このビデオでは、保育施設の部屋の占有率を計算して表示する集計表と注釈タグを作成します。
まず、[表示]タブの[集計表/数量]をクリックします。[部屋]カテゴリを選択し、[OK]をクリックします。[集計表プロパティ]ダイアログで、[番号]および[面積]フィールドを追加します。 地域の法令に従った占有率を表す共有パラメータを作成するか読み込みます。そのフィールドを追加します。 [計算されるパラメータを追加]をクリックし、部屋の最大占有率を算出する式を作成します。 [専門分野]は[一般]に、[タイプ]は[実数]に設定します。
これで、式を入力できます。面積パラメータを 1 平方フィートで除算した値を括弧で囲んで入力します。これを[Occupancy_factor]パラメータで除算します。式全体を括弧で囲みます。式の計算に rounddown を使用し、数値が整数になるようにします。 [OK]をクリックして集計表を作成します。 さて、[集計表プロパティ]ダイアログから集計表を整理しましょう。 フィールドをフィルタで絞り込み、[Occupancy_factor]が 35 の部屋を表示します。
[並べ替え方法]には[番号]を指定し、[合計]には[タイトルと合計]を指定します。[書式]として[部屋の最多収容人員]を指定し、[合計を計算]をオンにします。[OK]をクリックすると、教室の収容人員の集計表が表示されます。
同様にして、これらの情報を注釈タグに追加できます。この例では、既存の部屋タグを選択してファミリを編集します。[ラベル]をクリックし、既存のラベルの下部をクリックします。 [ラベルを編集]ダイアログで、[カテゴリ パラメータ]リストの下にある[パラメータを追加]をクリックし、[パラメータ プロパティ]ダイアログで[選択]をクリックします。[Occupancy_factor]パラメータを選択し、[OK]を 2 回クリックします。[計算値]をクリックし、「収容人員総計」という名前を付けます。 部屋の収容量の集計値を作成したときと同じ方法で、式を指定します。[OK]をクリックし、接頭辞に「最大」を、接尾辞に「小人」を追加します。[プロジェクトにロード]をクリックし、[閉じる]をクリックします。
[既存のバージョンとそのパラメータ値を上書きする]を選択します。 効果的なドキュメンテーション ツールにより値やタグが計算されるだけでなく、こうしたレポート タグを活用して、モデル内の部屋の大きさを調整し、部屋間の収容人員のバランスを取ることもできます。ここまで紹介してきたのは、Revit で多数提供している便利な式や計算値の応用例の 1 つにすぎません。Revit での式の作成に関する有効な構文、省略形、その他のヒントやテクニックについて詳しくは、オンライン ヘルプを参照してください。