[移動]ツールで要素を移動する

[移動]ツールを使用すると、ドラッグするのと同様な操作を行うことができます。ただし、オプション バーには追加の機能があり、より正確な配置ができます。

注: [移動]ツールを使用すると、ユーザが指定した設定が記憶され、以降のツール使用時に適用されます。 「修正ツールの設定を保存する」を参照してください。

[移動]ツールで要素を移動するには

  1. 次のいずれかの操作を実行します。
    • 移動する要素を選択し、[修正 | <要素>]タブ [修正]パネル (移動)をクリックします。
    • [修正]タブ [修正]パネル (移動)をクリックし、移動する要素を選択し、[Enter]を押します。
  2. オプション バーで、次に挙げる目的のオプションをクリックします。
    • 拘束: [拘束]をクリックすると、配列要素の移動を垂直または選択した要素と同一直線上のベクトルに沿うよう制限されます。
    • 分離: [分離]をクリックすると、選択内容とその他の要素との関連づけを解消した後で移動が行われます。このオプションは、別の壁と結合している壁を移動するときなどに便利です。また、ホスト要素を現在のホストから別のホストへ移動するときにも、この[分離]オプションを利用することができます。たとえば、これを利用して窓をある壁から別の壁へ移動することができます。この機能は、[拘束する]オプションをオフにしているときに、有効となります。
      注: [分離]オプションを使用してオブジェクトを移動させる際は注意が必要です。移動する要素には、移動の操作中に新しい要素 ID が割り当てられます。そのため、インスタンス パラメータ(すなわち、マーク値)がリセットされ、要素に関連付けられた寸法が削除されます。
  3. クリックを 1 度行い、移動の始点を入力します。

    要素のプレビュー イメージが表示されます。

  4. 要素を移動する方向に、カーソルを動かします。

    カーソルはスナップ点にスナップされます。寸法がガイドとして表示されます。

  5. 再度クリックして、移動を完了します。また、より正確に移動するには、要素を移動する距離の値を入力して[Enter]を押します。
  6. 注: [移動]ツールを使用すると、ユーザが指定した設定が記憶され、以降のツール使用時に適用されます。

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