構造柱タイプ プロパティ

フランジの幅やウェブ厚、識別情報、その他を変更するには、構造柱タイプ プロパティを修正します。

タイプ プロパティを変更するには、要素を選択して、[修正]タブ [プロパティ]パネル (タイプ プロパティ)をクリックします。タイプ プロパティへの変更は、プロジェクト内のすべてのインスタンスに適用されます。

名前 説明
構造
断面形状 要素の構造断面形状ファミリ カテゴリを指定します。断面形状によって、要素に対して追加の寸法とパラメータが作成されます。
寸法

次は、すべての断面形状の寸法パラメータのリストです。要素に全ての寸法パラメータが含まれているわけではなく、形状に合わせたパラメータのみが含まれます。「断面形状の寸法パラメータ」を参照してください。

b 要素の断面形状の幅です。これは、コンクリート要素専用のパラメータです。
h 要素の断面形状の高さです。これは、コンクリート要素専用のパラメータです。
ボルト直径 ボルト穴の最大直径です。
ボルト直径 長いフランジ 山形鋼の長いフランジのボルト穴の最大直径です。
ボルト直径 短いフランジ 山形鋼の短いフランジのボルト穴の最大直径です。
ボルト間隔 ウェブの外側エッジからフランジのボルト穴までの標準的な距離です。
ボルト間隔 1 長いフランジ 山形鋼の短いフランジの外側から長いフランジ上のボルト穴の最初の列までの距離です。
ボルト間隔 2 長いフランジ 山形鋼の短いフランジの外側から長いフランジ上のボルト穴の 2 番目の列までの距離です。
ボルトの列の間隔 ウェブの片側にあるフランジのボルト穴の列間の距離です。
ボルト間隔 短いフランジ 山形鋼の長いフランジの外側から短いフランジ上のボルト穴の列までの距離です。
ボルト間隔 2 列 ウェブの両側にあるフランジの 2 列のボルト穴の間の距離です。
ウェブのボルト間隔 フランジの外部エッジ側から、T 形鋼ウェブの 1 つのボルト穴までの距離です。
下部フランジの長さ 断面形状の内部サーフェスと下部フランジ セグメント端部の間の距離です。
正味のウェブ高さ フィレット先端間の正味の高さです。
フィレットのフランジ先端 ウェブの外側エッジからフィレットのフランジ先端までの正味の距離です。
設計肉厚 断面形状の内部サーフェスと外部サーフェス間の垂直方向の設計厚です。
フィレットのウェブ先端 フランジの外側エッジとフィレットのウェブ先端との間の距離を表します。
上部のカット幅 長方形切断面形状上部の切り取り幅です。
上部のカット高さ 長方形切断面形状上部の切り取り高さです。
下部のカット幅 長方形切断面形状下部の切り取り幅です。
下部のカット高さ 長方形切断面形状下部の切り取り高さです。
構造解析
断面積 断面(A または S)の面積です。単位: 長さ^2。
ペリメータ 単位長さ(U)の表面積です。単位: 長さ2/長さ。
単位重量 自重の計算または積算(W または G)のための、単位長さあたりの重量(全体の重量ではない)です。単位: 力/長さ。
断面二次モーメント(強軸) 強軸まわりの断面二次モーメントです。単位: 長さ4
断面二次モーメント(弱軸) 弱軸まわりの断面二次モーメントです。単位: 長さ4
弾性断面係数(強軸) 曲げ応力(S または Wel)の計算のための、強軸まわりの弾性断面係数です。単位: 長さ3
弾性断面係数の弱軸 曲げ応力(S または Wel)の計算のための、弱軸まわりの弾性断面係数です。単位: 長さ3
塑性断面係数(強軸) 強軸まわりの曲げにおける塑性断面係数です。単位: 長さ3
塑性断面係数(弱軸) 弱軸まわりの曲げにおける塑性断面係数です。単位: 長さ3
ねじり断面二次モーメント ねじり変形(J、IT、K)を計算するための、断面ねじりモーメントです。単位: 長さ4
ねじり断面係数 ねじり応力(Ct)の計算のための断面係数です。単位: 長さ3
曲げねじり定数 要素(Cw、Iomega、H)の曲げねじり定数です。単位: 長さ6
せん断面積(強軸) 強軸(Wq)方向のせん断有効断面積です。単位: 長さ2
せん断面積(弱軸) 弱軸(Wq)方向のせん断有効断面積です。単位: 長さ2
主軸の角度 主軸と断面の参照面との間の回転角です。
構造断面ジオメトリ
断面形状の外側の幅です。
高さ 断面形状の外側の高さです。
直径 丸型断面形状の外径寸法です。
フランジ厚 断面形状のフランジの厚さ(外部サーフェス間の距離)です。
フランジの厚さの位置 傾斜フランジの終点からの距離です。ここまでの距離が、フランジの厚さとして計測されます。
ウェブ厚 断面形状のウェブの厚さ(外部サーフェス間の距離)です。
ウェブの厚さの位置 傾斜ウェブの終点からの距離です。ここまでの距離が、ウェブの厚さとして計測されます。
ウェブ高さ 断面形状のフランジ間のウェブに沿った距離です。
フランジ フィレット 断面形状のフランジ端部のフィレットの半径です。
ウェブ フィレット ウェブとフランジ間のフィレットの半径です。
水平方向の図心 水平軸に沿った、断面形状の図心から左側端部までの距離です。
垂直方向の図心 垂直軸に沿った、断面形状の図心から下側端部までの距離です。
上部ウェブ フィレット ウェブの上部にあるフィレットの半径です。
フランジ内面のテーパー角度 傾斜フランジ平面と水平平面とがなす角度です。
ウェブのテーパー角度 傾斜したウェブ平面と垂直平面とがなす角度です。
標準肉厚 断面形状の内部サーフェスと外部サーフェス間の垂直方向の設計厚です。
内側フィレット 構造断面形状の曲げの内側のコーナー フィレットの半径です。
外側フィレット 構造断面形状の曲げの外側のコーナー フィレットの半径です。
上フランジ厚 断面形状のフランジの厚さ(外部サーフェス間の距離)です。
上フランジ幅 ハニカム要素または溶接要素の断面形状にある上フランジの外側の幅です。
下フランジ厚 ハニカム要素または溶接要素の断面形状にある下フランジの厚さ(外部サーフェス間の距離)です。
下フランジ幅 ハニカム要素または溶接要素の断面形状にある下フランジの外側の幅です。
片持ち長さ 断面形状内の片持ちフランジの長さです。
片持ち高さ 断面形状内の片持ちフランジの高さです。
リップの長さ 断面形状の外側のサーフェスとリップ セグメント端部の間の距離です。
折り曲げの長さ リップ セグメントの外部サーフェスと折り曲げセグメント端部の間の距離です。
曲げ幅 断面形状の左端と中央の曲げセグメントの外部サーフェス間の距離です。
中央の曲げの長さ 中央の曲げセグメントの内部サーフェスの長さです。
上部の曲げの長さ 断面形状の上部の外部サーフェスと上部曲げセグメント端部の間の距離です。
識別情報  
アセンブリ コード 階層リストから選択された Uniformat アセンブリ コード。
タイプ イメージ 要素を表すユーザ設定のイメージ ファイルを表示します。詳細は、「イメージの管理について」を参照してください。
キーノート 要素のキーノートを追加または編集します。[キーノート]ダイアログを開くには、[値]ボックスをクリックします。詳細は、「キーノート」を参照してください。
モデル 製造元内部番号。
製造元 形状の製造元。
コメント(タイプ) 形状のタイプに関する一般的なコメントを入力するフィールド。この情報は集計表に入れることができます。
URL タイプに固有な情報を含む Web ページへのリンクを指定します。
説明 ユーザは、ここで要素の説明を入力します。
耐火等級 要素の耐火等級。
価格 要素の価格設定。
断面名称キー 要素タイプの標準化された名前(形状記号の名前など)を表示します。
アセンブリ アセンブリ コードの選択に基づいたアセンブリの説明で、読み取り専用。
マーク(タイプ) 特定の要素を指定する値(通常、部材識別マーク)。この値は、プロジェクトの各要素でユニークである必要があります。Revit は、その数字が既に使用されている場合に警告を表示しますが、その数字は引き続き使用することができます。警告を表示するには、[警告を一覧表示]ツールを使用します。詳細は、「警告メッセージを一覧表示する」を参照してください。
OmniClass Number ファミリ タイプを最適に分類する、OmniClass 建設分類システムのテーブル 23 からの番号。
OmniClass Title ファミリ タイプを最適に分類する、OmniClass 建設分類システムのテーブル 23 からの名前。
Code Name 要素の標準化されたコード(形状データベースのコードなど)を表示します。