構造接合のインスタンス プロパティ

レベル識別情報やフェーズ作成データ、ユーザ設定のプロジェクト パラメータを変更するには、接合ハンドラのインスタンス プロパティを修正します。

インスタンス プロパティを変更するには、要素を選択して、[プロパティ]パレットでそのプロパティを変更します。

名前 説明
構造
承認ステータス 選択したコネクタのユーザ設定による承認ステータスを指定します。[構造接合の設定]ダイアログの[パラメータ]タブでステータス オプションを追加、修正します。一部の接続には、独自の値を指定することができます。
インスタンスで上書き
  • このチェック ボックスをオンにすると、接合のタイプの設定が無視されます。[詳細パラメータの編集]ボタンが使用可能になります。[編集]ボタンをクリックして、選択したインスタンスに固有の設定を定義して、タイプの設定を上書きします。
    注: 2020 年版より前のバージョンからアップグレードされたモデルを既定でチェックします。
  • このチェック ボックスをオフにすると、接合にタイプが設定され、インスタンスに対する修正内容がすべて無視されます。
注: [インスタンスで上書き]プロパティは、フィルタ、タグ、集計表で使用できます。
詳細パラメータ 選択したコネクタに固有のパラメータ修正ダイアログが開きます。このパラメータは、一般的な接合には使用できません。
入力要素 接続に関連付けられている要素のタイプを表示します。
寸法
ボリューム 選択した接合の体積。これは読み取り専用の値です。
構造解析
コード チェック ステータス 設計どおりの接合のコード チェック ステータスを指定します。接合によっては、このパラメータをブロックしたり、パラメータの値を変更する可能性があります。
識別情報
イメージ 要素のインスタンスに関連付けられているイメージ ファイルを表示します。値フィールドをクリックして参照ボタンをクリックし、[イメージを管理]ダイアログを開きます。「[イメージを管理]ダイアログ」を参照してください。
コメント ユーザのコメント。
マーク コネクタ用に作成されたラベル。この値は、プロジェクトの各要素でユニークである必要があります。Revit は、その数字が既に使用されている場合に警告を表示しますが、その数字は引き続き使用することができます。警告を表示するには、[警告を一覧表示]ツールを使用します。「警告メッセージを確認する」を参照してください。
フェーズ
構築フェーズ コネクタが構築されたフェーズを示します。詳しくは、「プロジェクトのフェーズ」を参照してください。
解体フェーズ コネクタが解体されたフェーズを示します。「プロジェクトのフェーズ」を参照してください。