鉄筋の拘束のタイプについて

鉄筋は、手動または自動で平面参照に拘束することによって、コンクリート要素およびその他のバーと相互に作用します。

平面参照は次のようになります。

注: 円弧形状の鉄筋は、同心のホスト面に拘束することができます。
ほとんどの場合、鉄筋ハンドル面と参照面を平行にする必要があります。ただし、鉄筋端部ハンドルの平面への拘束角度は最大 6 度です。

次の拘束のタイプを指定することができます。

次の図では、スターラップと 4 つの単純な直線バーに異なるタイプの拘束が適用されています。
注: 鉄筋セットは、プロジェクト内の任意のバーまたはコンクリート ホスト面に拘束できます。自動拘束は、ホスト内の面、最初の隣接、同じホスト内のスターラップにのみ設定されます。

自動拘束の既定のロジック

配置された鉄筋の既定の拘束のロジック シーケンスは次のとおりです。

  1. (直線バーのみ)バーがスターラップを通過する場合、バーはスターラップ バーの曲げの参照点を検索して、エッジと平面位置ハンドルを拘束します。
  2. バーは、最も近いホスト要素のかぶりサーフェスを検索します。また、標準スタイルのバーはスターラップ鉄筋ハンドルを検索しますが、スターラップによって既に占有されているホストかぶりは無視されます。
    標準バーがスターラップを通過する場合にのみ、標準バーは自動的にスターラップにスナップします。


  3. かぶりサーフェスまたはスターラップが必要とされる許容範囲内にない場合は、バーはかぶりのあるまたはかぶりのない最も近いホスト面を検索します。そのサーフェスへの一定の距離でロック拘束されます。

    形状駆動の鉄筋セグメントは、各セグメントの範囲内にあるコンクリート ホスト面にのみ自動的に拘束されます - セグメントは面を通過します。

    たとえば、面 1、2、3 はすべてバー セグメントに並行です。また、面 1 と 3 はバー セグメントの範囲にあります。面 1 はバー セグメントにより近いため、自動拘束として設定されます。


    注: その面が範囲内にない場合でも、バー セグメントに平行な任意の面を拘束ターゲットとして手動で選択することができます。拘束されたバー セグメントがその面と平行に保たれている限り、拘束ターゲットがバーの範囲外であっても、同じホスト内でバーを移動する際に拘束は保持されます。
    バーの終端は最も近い無限サーフェスに自動的に拘束されます。バーの終端は、ホストの面またはその端が属する隣接要素への拘束を探します。たとえば、このスターラップの端は最も近いこの無限サーフェスに自動的に拘束されます。


    標準バー セットとスターラップ セットが同じ方向に分布している場合 - 平行な曲げ平面を持っている場合、標準バーはスターラップにスナップしません。


    -平行なバー平面。

鉄筋と鉄筋の拘束

バーの形状やスタイルに関係なく、プロジェクト内の任意の 2 つの形状駆動鉄筋セットを指定した距離で拘束します。

このパラメータの関連付けによってプロジェクト全体で鉄筋パターンの再利用と調整が容易になり、設計意図が維持されるため、レイアウト、鉄筋サイズ、鉄筋セット ジオメトリの変更に対してバーが正く反応します。

鉄筋セットを他の鉄筋に拘束するには:

  1. 鉄筋セットを選択します。
  2. [修正 | 構造鉄筋] [鉄筋の拘束] (拘束を編集)をクリックします。
  3. 最初に選択した鉄筋セットと同じホスト内にあるバーの 1 つを選択します。選択したバーは、拘束ターゲットとして設定されます。
  4. オフセットやその他の拘束オプションを編集します。
  5. (終了)をクリックし、保存して拘束編集モードを終了します。

拘束されたバーは、ターゲット バーの変更に反応します。



注: 鉄筋スタイル(標準バーからスターラップ、またはスターラップから標準バーなど)に関係なく、バーは手動で拘束できます。