エラー: このセッションの前のいずれかの段階で要素 <要素 ID> が破損しました。
このエラーは、Revit ファイルを開くときに発生することがあります。後で参照できるように、エラー メッセージに報告されている要素 ID を記録しておきます。
解決策
この問題を解決するには、次のように、[監査]オプションを使用してプロジェクト ファイルを開きます。
- [ファイル]タブ [開く] (プロジェクト)をクリックします。
- [開く]ダイアログで、プロジェクト ファイルに移動して選択し、[監査]オプションを選択して[開く]をクリックします。
[監査]オプションは、プロジェクト内の壊れている要素をスキャン、検出、修正します。このオプションを使用すると、ファイルを開くのに時間がかかる場合があります。
- プロジェクト ファイルの監査済みの新しいバージョンを保存します。
引き続き問題が発生する場合は、次の手順で、どの要素が問題の原因となっているかを判断します。
- エラー メッセージが表示されないプロジェクトのバックアップ コピーを開きます。
- [管理]タブ [情報]パネル [ID で選択]をクリックします。
- [ID で要素を選択]ダイアログに、破損した要素の ID 番号(元のエラー メッセージに記載)を入力して[表示]をクリックします。
旧リリースでは、サードパーティ ツールの使用が[プロジェクト情報]要素の破損の原因となることがありました。
[ID で要素を選択]ツールに、破損した要素が[プロジェクト情報]であると表示された場合は、次の操作を行います。
- プロジェクト ファイルの監査済みのバージョンを開きます。
- 要素の破損を示すエラー メッセージが表示されない、プロジェクトの別のコピー(バックアップ コピーなど)を開きます。
ワークシェアされているモデルで要素の破損が発生した場合は、エラー メッセージが表示されないモデルのローカル コピーを開くことができます。
Revit でこれらの 2 つのファイルのみが開かれていることを確認します。
- 監査済みのプロジェクト ファイルで、次の操作を行います。
- [管理]タブ[設定]パネル (プロジェクト標準を転送)をクリックします。
- [チェック解除]をクリックします。
- [プロジェクト情報]を選択します。
- [OK]をクリックします。
- [重複タイプ]ダイアログが表示されたら、[上書き]をクリックします。
- プロジェクトのバックアップ コピーを閉じます。
- [プロジェクト情報]を更新した、監査済みのプロジェクト ファイルを保存します。