テクスチャ エディタ

マテリアルに外観アセットのイメージを指定する場合は、テクスチャ エディタを使用してイメージのサンプルのサイズ、位置、回転などを変更します。

次のいずれかの方法で、テクスチャ エディタを開くことができます。

テクスチャ エディタには、外観アセットでのイメージの使用方法に応じて異なる設定が表示されます。次の情報は、最も一般的な設定について説明しています。プロシージャ マップを使用している旧バージョンの外観アセットの場合、テクスチャ エディタの設定には以下で表示されてるものとは別の設定が表示されることがあります。

注: 外観アセットに複雑なデザインやテクスチャを使用すると、画像のレンダリングに必要な時間が長くなる可能性があります。10K よりも大きいイメージを使用しないでください。

イメージ

サムネイル: イメージはダイアログ ボックスの上部に表示されます。右下隅の矢印をドラッグして、イメージを拡大または縮小します。

サムネイルの表示のサイズを変更するには、[サンプル サイズ]の設定を使用します。

ソース: ファイル名を表示します。別のイメージ ファイルを選択するには、ファイル名をクリックします。

Revit LT では、BMP、JPG、JPEG、PNG の各種イメージ ファイルをサポートしています。

明るさ: イメージの明るさをパーセンテージで定義します。100 の値は何も変更されません。50 を指定すると、そのイメージの明るさは半分に減少します。

値を変更するには、スライダをドラッグするか、0 (黒) から 100 (完全な明るさ)の間の値を入力します。

反転イメージ: 色を定義するイメージの場合、[反転]をクリックすると、イメージの明色と暗色が反転します。テクスチャを設定するイメージの場合、[反転]をクリックすると、テクスチャ パターンの高点と低点が反転します。

変換

テクスチャ変換をリンク : このオプションをオンにすると、位置、スケール、および繰り返し設定に対するすべての変更が、テクスチャを使用するマテリアル内の他のすべての属性に伝播されます。

位置

オフセット X、Y: イメージ マップの始点を X 軸と Y 軸に沿って移動する距離を入力します。

拘束: X および Y オフセットの縦横比をロックするには、 をクリックします。1 つの値を変更すると、縦横比を維持するために必要に応じてその他の値が調整されます。

回転: 時計回りの方向にイメージを回転させるには、スライダをドラッグするか、0º から 360º までの間の値を入力します。回転はサムネイル イメージに反映されます。

スケール

サンプル サイズの幅、高さ: イメージが表すサイズを指定します。サンプル サイズの幅と高さを変更すると、ダイアログ ボックスの上部にあるイメージのサムネイルに反映されます。

拘束: 高さ、幅の縦横比をロックするには、 をクリックします。1 つの値を変更すると、縦横比を維持するために必要に応じてその他の値が調整されます。

深さ、または深さの値: この設定は、イメージ マップを使用してレリーフ(バンプ)効果を作成している場合に使用できます。[詳細]で、データ タイプを高さマップまたは法線マップに指定します。

深さの値は、バンプ効果の谷と山との間の距離を指定します。表面をフラットにするには 0 を入力します。表面の凹凸の深さを大きくするには、入力する値を大きくします。

繰り返し

水平、垂直: X 軸(水平)と Y 軸(垂直)に沿ってイメージ マップを並べて表示する場合のコントロールのために、これらの設定を使用します。

詳細

データ タイプ: この設定は、レリーフ(バンプ)効果の作成に使用されるイメージのタイプを定義します。高さマップ、または法線マップを選択します。バンプ効果の振幅は、スケール グループの[深さ]パラメータによってコントロールされます。