ビデオ: 真北に回転する

モデルの[プロジェクトの北]の角度を基準とする[真北]の角度を設定します。参照オブジェクトを使用して、北方向を回転させることができます。

このビデオは、次のことを示します。

  1. 北を回転させるための参照要素を配置する。
  2. 回転の中心を変更する。
  3. [真北]を使用するか[プロジェクトの北]を使用するかビューを設定する。

トランスクリプト

すべてのモデルには 2 つの北の方位が用意されています。[プロジェクトの北]と[真北]です。[プロジェクトの北]は通常、建物ジオメトリの主要な軸であり、アプリケーション ウィンドウのエッジに位置合わせされます。[真北]は、プロジェクトの現場の状況に基づいた現実世界の北の方位です。

プロジェクト基準点と測量点が示しているように、すべてのプロジェクトは、[プロジェクトの北]と[真北]が相互に、かつアプリケーション ウィンドウに位置合わせされた状態で、開始されます。ほとんどの場合、現場の状況を表現するために真北の方向を回転する必要があります。

外構図ビューを使用して真北を回転します。この例では、一般注釈要素が既に配置され、真北を示しています。この注釈要素をガイドとして使用して、真北を回転できます。壁や単純な線分などの任意の要素は、プロジェクトの真北の方向を向いている場合に限り、ガイドとして使用できます。

最初に、外構図ビューの[方位]パラメータを[真北]に設定します。[管理]タブで、[位置] > [真北を回転]を選択します。回転の中心は、プロジェクト ジオメトリの図心に配置されます。回転操作を容易にするには回転の中心をガイド オブジェクトに移動します。移動するには、回転の中心をクリックしてドラッグするか、[Space]キーで回転の中心を「選択」してクリックでガイド オブジェクトの位置に戻します。

ガイド オブジェクトに沿って点をクリックして、回転操作を開始します。最初のクリックは、真北の方向を示します。2 回目のクリックで、真北の回転の角度を設定します。これをアプリケーション ウィンドウの上部に向けます。ビューが回転して、真北に位置合わせされます。

ビューの[方位]パラメータを[プロジェクトの北]に戻すと、ビューが回転して元の位置に戻りますが、ここでは測量点が真北の方向を示します。平面図ビューの方向は、必要に応じて[プロジェクトの北]または[真北]にします。