コーナー窓は、2 つの壁の適切なコーナー接合部に挿入された後、一方の壁から他方の壁まで延長されます。適切なコーナー接合部としては、次のものがあります。
コーナー窓には開口部の幅が 2 つあります。
- 幅 1: 幅 1 は、コーナー窓を挿入するときに最初に指定する壁の開口部の幅です。また、幅 1 は最初に指定する壁に固定されます。
- 幅 2: 幅 2 は、コーナー窓を挿入するときに 2 番目に指定する壁の開口部の幅です。
注: コーナー窓の幅 1 と幅 2 は開口部の幅の計測によって決まりますが、これは[プロパティ]パレットで変更することができます。
両方のコーナー窓フレームまたは突き合わせガラスをサポートするコーナー窓を作成します。突き合わせガラスがあるコーナー窓を作成するには
コーナー窓を挿入すると、次のようになります。
- 窓は、適切な壁の結合により自動的にクリーンアップされます。
- 窓ガラスは、それぞれの壁に対して垂直に広げられます。コーナー窓の内角は、自動的に壁のコーナーに合わせられます。
- L 字型壁コーナー接合部の角度を変えると、コーナー窓の角度が自動的に調整されます。コーナー窓の開口部の幅の値は変更されません。コーナー窓の角度のみが、壁コーナーの角度に従って変更されます。
- L 字型壁コーナー接合部の一方の壁を削除すると、コーナー窓は自動的に削除されます。
コーナー窓をグリップを使用して編集する
- コーナー窓のサイズは、グリップ、[プロパティ]パレット、またはダイナミック入力を使用して編集できます。
- 幅グリップまたはダイナミック入力を使用して、プラン ビューと非プラン ビューの両方にあるコーナー窓の寸法を変更します。
- 位置グリップを使用して壁内でコーナー窓を移動して、壁からのオフセットを作成したり、コーナー窓の垂直方向の位置を移動します。
- 反転グリップを使用して、コーナー窓を反転します。幅 1 と幅 2 の値も反転されます。
- スイング グリップを使用して、窓ガラスのスイング方向を変更します。
コーナー窓スタイルを変更する
コーナー窓のプロパティとスタイルのほとんどは、標準窓のものと同じです。コーナー窓のオブジェクト プロパティを変更するには
コーナー窓の寸法を記入する
コーナー窓では、AutoCAD 寸法と AEC 寸法の両方がサポートされています。
AEC 寸法を使用すると、次のようになります。
- コーナー窓は 2 つの壁上に配置されます。AEC の寸法記入では、寸法を挿入するために指定した方向によってコーナー窓のガラス側が決まります。
- コーナー窓の寸法側は、寸法記入に使用された壁選択によって決まります。
- コーナー フレームの一番外側のエッジは、コーナー フレームが 1 つの選択セットに含まれ、境界エッジに配置されるときの寸法記入に使用されます。