3D 球座標は、UCS 原点からの距離、XY 平面上の X 軸からの角度、および XY 平面からの角度によって位置を指定します。
次の構文を使用して点を指定します。
X < X 軸からの角度 < XY 平面からの角度
下の図では、ダイナミック入力がオフになっているため、5<45<15 は XY 平面の UCS 原点から 5 単位、XY 平面の X 軸の正方向から 45 度、XY 平面から上へ 15 度の角度の点を表します。
絶対球座標と相対球座標
UCS 原点を基準にした絶対座標、または直前に指定した点を基準にした相対座標を入力できます。
- 既定では、ダイナミック入力をオン(F12)にしてカーソル ツールチップに座標を入力する場合、接頭表記を使用せずに相対座標を指定するか、# 接頭表記を使用して絶対座標を指定します。たとえば、5<45<15 は、直前の点に対して相対的に点を指定します。
- ダイナミック入力をオフにした場合、接頭表記に @ 記号を使用して相対座標を指定し、絶対座標を入力するには接頭表記を付けません。この場合、@5<45<15 は直前の点に対して相対的に点を指定します。