概要 - 異尺度対応オブジェクトを使用して複数の注釈尺度を表す

異尺度対応オブジェクトによって、複数のサイズや尺度を表すことができる単一の注釈オブジェクトを作成できます。複数の画層で注釈オブジェクトの複数のインスタンスを作成する代わりに、注釈オブジェクトの[異尺度対応]プロパティを有効にして、オブジェクトに複数の図面尺度を割り当てることができます。

次の図に、2 つの異なるオブジェクト尺度が割り当てられているマルチ引出線を示します。

図面尺度が変更されるか、注釈がレイアウトのビューポートに表示されたときに、図面尺度がオブジェクトに割り当てられていた場合、適切な表記の注釈が表示されます。新規の尺度が異尺度対応オブジェクトに割り当てられていなかった場合は、尺度が表示されなくなるか、文字が変更されずに表示されます。