概要 - 3D デカルト座標を入力する

3D デカルト座標では、3 つの座標値 XYZ を使用して正確な位置を指定します。

3D デカルト座標値(X,Y,Z)の入力方法は、2D 座標値(X,Y)を入力する場合と同じです。X 値と Y 値の他に、次の形式を使用して Z 値を指定します。

X,Y,Z

次の図の場合、座標値 3,2,5 は、X 軸の正の方向に 3 単位、Y 軸の正の方向に 2 単位、Z 軸の正の方向に 5 単位の位置にある点を示しています。

Z の既定を使用する

図面の Z の初期既定値は 0 です。点を指定すると、Z 値が既定として保持されます。たとえば、次の座標を入力して線分を描くとします。

1 点目を指定: 0,0,5

次の点を指定: 3,4

この場合、線分の両方の端点の Z 値が 5 になります。

絶対および相対デカルト座標

2D 座標と同様に、原点を基準にした絶対座標値、または最後に指定した点を基準にした相対座標値を入力できます。

相対座標を入力するには、@ 記号を接頭語として使用します。たとえば、@1,0,0 と入力すると、直前の点から X 軸の正の方向に 1 単位の点が指定されます。絶対座標を入力する場合、接頭語は不要です。

注: カーソルのツールチップにダイナミック入力で座標を入力する場合、# 接頭表記を使用して絶対座標を指定します。