図面内の個々のオブジェクトや、1 つの図面、複数の図面、またはフォルダ内のすべてのオブジェクトからデータを書き出すことができます。
図面を選択した場合は、表示されていないオブジェクトも含めて、図面内のすべてのオブジェクトが書き出されます。図面内の特定のオブジェクトのデータを書き出す場合は、オブジェクトの選択セットを作成できます。
データを書き出す図面またはオブジェクトを選択したら、[データ書き出しウィザード]でオプションを選択して、出力内容をフィルタすることもできます。たとえば、外部参照を含めたり、モデル空間のオブジェクトのみを書き出すこともできます。これらのオプションは、データを書き出す前にデータをフィルタする場合に役立ちます。これにより、後の方のページに表示される情報が少なくなります。
書き出しデータに影響を及ぼすような変更が図面に加えられたときに、データが最新ではないことが通知されるように設定することもできます。
データを書き出すフォルダを選択する
[追加フォルダのオプション]ダイアログ ボックスを使用すると、データ書き出しに使用するフォルダを、サブフォルもを含めて選択できます。ダイアログ ボックスの[このフォルダに追加された図面を自動的にデータ書き出し設定に含める]オプションがオフの場合は、選択したフォルダが「動的」になり、フォルダの内容が監視されます。つまり、図面をフォルダに追加したときに、データ書き出し設定が最新ではなくなったことが通知されるようにできます。
新しい図面をフォルダに追加すると、データ書き出し設定を編集するときに、[新しい図面が見つかりました]ダイアログ ボックスに図面の一覧が表示されます。この時点で、新しい図面を選択して、データ書き出し設定に追加できます。
検索フィルタとしてワイルドカード文字(* および ?)を使用すると、検索条件に一致する図面のみからデータが書き出されます。たとえば、あるフォルダにプロジェクトの図面セット全体が含まれている場合に、配管データを含む図面のみからデータを書き出す場合は、ワイルドカード文字を使用して該当する図面のみを検索できます。たとえば、*Pipe*.dwg と指定できます。
ワイルドカード検索条件に一致する新しい図面をフォルダに追加しても、その図面は元のデータ書き出し設定に含まれていたわけではないため、更新通知は表示されません。新しい図面を含めるには、データ書き出し設定を編集する必要があります。
- データ書き出しを実行した後にワイルドカード検索条件を削除すると、検索条件に一致する図面は監視されなくなります。
- ワイルドカード検索条件を変更すると、新しい条件に一致する図面のみが監視されます。