ALIGN[位置合わせ] (コマンド)

オブジェクトを他の 2D オブジェクトまたは 3D オブジェクトに位置合わせします。

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注: AutoCAD LT では、このコマンドはコマンド ラインからのみ使用できます。

1 組、2 組、または 3 組の基点と目的点を指定することによって、選択したオブジェクト上の点が他のオブジェクト上の点に位置合わせされ、選択したオブジェクトを移動、回転、または傾斜させることができます。

選択したオブジェクトを位置合わせするための 1 組、2 組、または 3 組の点を指定します。

次のプロンプトが表示されます。

オブジェクトを選択
位置合わせするオブジェクトを選択して、[Enter]を押します。

次に、基点と目的点を指定するように求める一連のプロンプトが表示されます。指定した点の組の数によって、結果が決まります。

第 1 の基点、第 1 の目的点

基点と目的点を 1 組だけ指定すると、選択した 2D または 3D オブジェクトは、基点(1)から目的点(2)に移動します。

第 1 と第 2 の基点と目的点

2 組の点を指定すると、選択したオブジェクトを移動または回転したり、オブジェクトの尺度を変更して、別のオブジェクトと位置合わせすることができます。

1 組目の基点と目的点(1 と 2)では、位置合わせのための基点を定義します。2 組目の基点と目的点(3 と 4)では、回転角度を定義します。

2 組目の基点と目的点を指定すると、オブジェクトの尺度を変更するかどうかを尋ねるプロンプトが表示されます。第 1 の目的点と第 2 の目的点の距離(2 と 4)が、オブジェクトの尺度を変更するための基準の長さとして使用されます。尺度の変更は、2 組の点を指定してオブジェクトの位置合わせを行う場合のみに有効です。

注: 直交しない作業平面で、2 組の基点と目的点を指定して 3D オブジェクトの位置合わせを行うと、予測できない結果になることがあります。
第 1、第 2、第 3 の基点と目的点

3 組の点を指定すると、選択した 3D オブジェクトを移動および回転して、他のオブジェクトと位置合わせすることができます。

選択したオブジェクトは、基点(1)から目的点(2)に移動します。

選択したオブジェクトが回転し(1 と 3)、位置合わせ先のオブジェクト(2 と 4)に位置合わせされます。

次に、選択したオブジェクトが再度回転し(3 と 5)、位置合わせ先のオブジェクト(4 と 6)に位置合わせされます。