WMFIN[WMF 読み込み] (コマンド)

Windows メタファイルを読み込みます。

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WMF ファイルにはベクトル情報とラスター情報を含めることができますが、ベクトル情報のみが読み込まれます。WMF ファイルはブロック参照として挿入され、解像度を失わずにサイズを変更したり印刷することができます。

[WMF 読み込み]ダイアログ ボックス(標準のファイル選択ダイアログ ボックス)が表示されます。

[WMF 読み込み]ダイアログ ボックスの[ツール] [オプション]を選択すると、[WMF 読み込みオプジョン]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスは、WMFOPTS[WMF オプション]コマンドを使用して直接開くこともできます。

次のプロンプトが表示されます。

[挿入位置]

メタファイルのコピーを、その基点を使用して指定した挿入位置に配置します。

X 方向の尺度

X 軸および Y 軸方向の尺度を設定します。

入力された X 方向と Y 方向の尺度によって、メタファイルのすべての X 方向と Y 方向の寸法が拡大されます。メタファイルは、挿入位置が回転の中心として使用され、指定した角度で回転します。

[コーナー(C)]

挿入位置ともう 1 つの点をボックスのコーナーとして使用し、X 方向と Y 方向の尺度を同時に定義します。ボックスの X 方向と Y 方向の寸法が X 方向と Y 方向の尺度になります。挿入位置が最初のコーナーになります。

回転角度により、WMF ファイルの角度が設定されます。

[XYZ]

メタファイルの 3 方向すべての尺度を設定します。

c と入力した場合、コーナー点を指定します。指定した点および挿入位置により、WMF ファイルの X 軸および Y 軸方向の尺度が決まります。

回転角度により、WMF ファイルの角度が設定されます。

[尺度(S)]

XYZ 軸方向の尺度を設定します。Z 軸方向の尺度は、指定した尺度の絶対値です。

[X]

X 軸方向の尺度を設定します。

[Y]

Y 軸方向の尺度を設定します。

[Z]

Z 軸方向の尺度を設定します。

[回転(R)]

WMF ファイルの挿入角度を設定します。

  • X 方向の尺度
  • [コーナー(C)]
  • [XYZ]

[プレビュー尺度(PS)]

WMF ファイルを任意の位置にドラッグするときの表示をコントロールする、一時的な XYZ 軸方向の尺度を設定します。

  • X 方向の尺度
  • [コーナー(C)]
  • [XYZ]

[プレビューX(PX)]

WMF ファイルを任意の位置にドラッグするときの表示をコントロールする、一時的な X 軸方向の尺度を設定します。

  • X 方向の尺度
  • [コーナー(C)]
  • [XYZ]

[プレビューY(PY)]

WMF ファイルを任意の位置にドラッグするときの表示をコントロールする、一時的な Y 軸方向の尺度を設定します。

  • X 方向の尺度
  • [コーナー(C)]
  • [XYZ]

[プレビューZ(PZ)]

WMF ファイルを任意の位置にドラッグするときの表示をコントロールする、一時的な Z 軸方向の尺度を設定します。

  • X 方向の尺度
  • [コーナー(C)]
  • [XYZ]

[プレビュー回転(PR)]

WMF ファイルを任意の位置にドラッグするときの表示をコントロールする、一時的な回転角度を設定します。

  • X 方向の尺度
  • [コーナー(C)]
  • [XYZ]