概要 - デジタル署名にタイム スタンプを追加する

デジタル署名にコメントとタイム スタンプを追加できます。

デジタル署名にタイム スタンプを追加するときは、サーバを使用して現在時間を取得します。図面ファイルをインターネット上で送信するときや、共同プロジェクトで作業するときは、特定のサーバを使用すると、正確かつ一貫性のあるタイム スタンプを作成できます。

政府が運営するシステム(National Institute of Standards and Technology、US Naval Observatory など)や、民間のシステム(California Institute of Technology など)から、正確な時間が提供されます。また、独自のサーバを使用してタイム スタンプを作成することもできます。これを行うには、timesrvr.txtファイルを修正するか、カスタム テキスト ファイルを作成して、デジタル署名にタイム スタンプを追加するときに使用するサーバを含めます。

timesrvr.txt ファイルは、プログラムのインストール フォルダにあります。新しいサーバを追加するには、メモ帳などのテキスト エディタで timesrvr.txt ファイルを開き、サーバの必要な情報を追加します。独自のサーバを追加する場合は、timesrvr.txt ファイルにサーバの説明と名前の情報を追加する必要があります。追加した説明はドロップダウン リストに表示される値となり、サーバの名前はサーバへの URL(Uniform Resource Locator)になります。各サーバの情報は、次の形式で timesrvr.txt ファイルに追加する必要があります。

説明 (サーバ名)

例:

National Institute of Standards and Technology (time.nist.gov)

注: 追加する各サーバは、使用するテキスト ファイル内の別々の行に追加します。

timesrvr.txt ファイル以外のファイルを使用して、そのファイルにデジタル署名のタイム スタンプの作成時に使用できるタイム サーバを含める場合は、環境変数 ADSKSIGTIMESRVR の設定を変更します。たとえば、変数を c:¥temp¥mytimelist.txt に変更します。