レイアウト ビューポートからモデル空間にアクセスして、オブジェクトを編集したり、画層をフリーズ/フリーズ解除したり、ビューを調整することができます。
ビューポート オブジェクトを作成したら、レイアウト ビューポートからモデル空間にアクセスして、次の操作を実行することができます。
モデル空間にアクセスする方法は、作業する内容によって異なります。
オブジェクトの作成または修正を計画している場合は、ステータス バーの[ビューポートを最大化]ボタンを使用して、レイアウト ビューポートをアプリケーション ウィンドウ全体に表示します。レイアウト ビューポートの中心と画層の表示/非表示の設定は保持され、周囲のオブジェクトが表示されます。
モデル空間での作業中に画面移動やズームを行うことはできますが、ペーパー空間に戻すためにビューポートを呼び出すと、レイアウト ビューポート内のオブジェクトの位置と尺度が復元されます。
変更のために既定のモデル空間に切り替えることを選択すると、画層の表示/非表示の設定は全体として図面の設定となり、その特定のレイアウト ビューポートの設定にはなりません。また、中心合わせや拡大は、レイアウト ビューポート内の場合と同じようには行われません。
ビューの画面移動と画層の表示/非表示の変更を計画している場合は、レイアウト ビューポート内でダブルクリックしてモデル空間にアクセスします。ビューポートの境界が太くなり、現在のビューポートでのみクロスヘア カーソルが表示されます。レイアウト内のすべてのアクティブなビューポートは、作業中に表示されたままになります。[画層]パレットで、現在のビューポート内の画層をフリーズしたりフリーズ解除することができます。またビューを画面移動することもできます。ペーパー空間に戻るには、ビューポートの外のレイアウト上で空の領域をクリックします。加えた変更がビューポートに表示されます。
モデル空間にアクセスする前にレイアウト ビューポートで尺度を設定すると、尺度をロックして変化するのを防ぐことができます。尺度をロックすると、モデル空間で作業している間、ZOOM[ズーム]コマンドは使用できません。