[挿入ウィザード]または [イメージ挿入]ダイアログ ボックスのいずれかを使用して、イメージ挿入時の配置設定を行うことができます。
[挿入ウィザード]は、論理的に順を追って配置設定を行うため、AutoCAD Raster Design toolset の初心者または中級ユーザ向きです。[イメージ挿入]ダイアログ ボックスは複数のタブ上にウィザードと同等の設定を表示し、この設定をいつでも確認、変更することができます。
タブには次のものがあります。イメージのタイプやアプリケーション環境によっては、これらのうちの 3 つまたは 4 つのタブしか表示されないことがあります。
- [カラー マップ割り当て]タブは、数値標高モデル(DEM)ファイル、またはマルチスペクトル イメージを挿入するために提供されています。挿入の前にさまざまなカラー マップ オプションを選択できます。
- [基礎とする配置設定]タブは、イメージの現在の基礎とする配置設定から配置設定データを表示します。
- [修正]タブには、配置設定の値が表示され、そのフィールド内でイメージの配置設定を修正することができます。
- [変換]タブは、AutoCAD Raster Design toolset が AutoCAD Map 3D toolsetなどのジオグラフィック アプリケーションで実行中の場合にのみ表示されます。このタブは、イメージの座標系を変換するために使用されます。
- [挿入]タブは、[修正]タブと[変換]タブで行った変更を反映した、更新された配置設定の値を表示します。このタブを使用して、挿入の前に設定を確認したり、モノクロ イメージのイメージ フレームまたは前景の色を選択したりすることができます。