通常、イメージを挿入するときにカラー マップの割り当てを行いますが、[イメージ管理]ツールスペースを使用していつでもこのカラー マップを変更することが可能です。
カラー マップの適用は、主として数値標高モデル(DEM)およびマルチスペクトル イメージに対して行います。AutoCAD Raster Design toolset は、通常のビットマップ、タグ付きイメージ ファイル(TIFF)、その他の表示されるイメージの挿入時に、自動的にカラー マップを割り当てます。DEM またはマルチスペクトル イメージが挿入されると、AutoCAD Raster Design toolset はカラー マップを設定するための適切なダイアログを表示します。
DEM ファイルは、[パレットのカラー マップ定義]ダイアログ ボックスで設定されている、複数の設定のあるパレット カラー マップを使用します。パレット カラー マップを保存し、これを他のファイルに再利用することができます。
マルチスペクトル ファイルは、データ バンドをカラー チャネルに単純に割り当てるだけの、「バンド割り当てのカラー マップ」を使用します。このタイプのカラー マップは、イメージの挿入プロセスで簡単に設定できるため、保存されません。