AutoCAD Raster Design toolsetを使用して、多くの異なるサポートされているイメージ タイプおよび形式を AutoCAD 図面に挿入することができます。
ローカルのフォルダ、ネットワーク上から、またはインターネット上からイメージを挿入することできます。
AutoCAD Raster Design toolsetでは、次の 3 通りの方法でイメージを挿入できます。
- [イメージ挿入]ダイアログ ボックスを使用して、イメージの選択、カラー マップの割り当て、配置設定方法の指定を行います。このダイアログ ボックスでは、ファイルの種類、カラー デプス、解像度、サイズなどの情報およびイメージをプレビューすることも可能です。最近使用した場所を表示する[ヒストリ]フォルダを含めた、各種ファイルの場所へのショートカットがあります。
- [イメージ管理]ツールスペースの[イメージ データ]表示を使用して、図面に既に存在するイメージの別の挿入を作成します。詳細は、「イメージのもう 1 つの挿入を作成する」を参照してください。
- AutoCAD のシステム変数 FILEDIA が 0 (ゼロ)に設定されている場合、[イメージ挿入]ダイアログ ボックスを使用せずに、コマンド ラインにイメージ ファイル名を入力してイメージを挿入できます。これは、配置設定データが既にイメージとともに格納されている場合や、AutoLISP ルーチンを使用してイメージを自動的に図面に挿入する場合に便利な方法です。
AutoCAD Raster Design toolsetを使用してインターネットからイメージ ファイルを開くと、指定したイメージ ファイルが使用しているコンピュータにダウンロードされ、選択した配置設定方法を使用して図面に挿入されます。HTTP および HTTPS サイトからダウンロードしたイメージは、読み込み専用ファイルとして開かれます。イメージを編集してローカル ドライブに保存することができます。FTP サイトから開いたイメージは、元の位置に戻して保存することができます。
注: モノクロ イメージを挿入すると、AutoCAD Raster Design toolsetは選択されている基礎とする配置設定内で、前景色を検索します。色情報が見つからなかった場合は、現在の色が前景色の既定値になります。