概要 - 読み込まれた LandXML データの移動と回転

変換の指定と回転の設定を行い、読み込まれた座標データを変換します。[LandXML 設定]ダイアログ ボックスの[読み込み]タブで、値を設定します。

• 基点の値: 読み込まれた値の変換および回転はすべて、図面内の基点の座標を基準にして行われます。この座標には、図面の単位が適用されます。
• 変換座標の値: 基点に基づいてデータを変換する際には、この座標値が使用されます。この座標には、図面の単位が適用されます。
  注: 情況によっては、同じ値を変換された座標と基点座標の両方に割り当てることができます。たとえば、座標を変換せずに回転だけする場合、両方の値は同じになります。

  たとえば、読み込まれた標高値の変換には次の公式が使用されます。

  (変換された座標の標高 - 基点の標高) + LandXML 標高 = 読み込み後の標高値

  したがって、LandXML ファイルの標高が 90 フィートであり、基点の標高は 0.000 フィートとし、変換された標高の座標は 10.000 フィートとすると、その計算式は以下のとおりです。

  (10.000 - 0.000) + 90 = 100

• 回転の角度と方向: 基点を中心にしてデータを回転する角度と方向です。