等高線からモデルを作成した後、このモデルから等高線を作成すると、Autodesk Civil 3D で作成される一連の等高線が同一のものにはならない可能性があります。
一般的に考えられる状況として、丘の頂上近く、谷底、またはサイトの端などの低いまたは高い場所で、サーフェス データが失われる場合があります。
この問題を修正するには、サーフェス データが失われた位置の近くに、端点標高または別の等高線を配置します。たとえば、丘の頂上の等高線が失われた場合、その丘の推定最大標高に新しい等高線、ブレークライン、または端点標高を配置します。補間データ、ポイント、等高線は別のレイヤに配置することが推奨されます。
等高線情報のみを使用してサーフェスを作成した場合、等高線の方向が大きく変わる領域にブレークラインまたは端点標高を挿入する必要があります。これが発生しやすい領域には、クラウン付き道路、湿地帯、または尾根があります。こうした場所では、等高線がそれ自身で三角形を形成する傾向があります。ほとんどの場合、この問題は[平面領域の最適化]操作を実行することにより解決します。詳細は、「サーフェス内の平面領域を最適化するには」を参照してください。大きな問題のある状況では、ポイントまたはブレークライン データを追加することが必要になる場合もあります。
最適な結果を得るためにも、サーフェスに等高線データを追加する際は推奨操作手順に従ってください。詳細は、「サーフェスに等高線データを追加するには」を参照してください。