概要 - パイプ ネットワーク パーツにルールを適用する

パイプ ネットワークのパーツにルールを適用して、特定の条件にフラグを付けたり、正確な位置にパーツが確実に配置されるようにすることができます。

たとえば、最大土被りの値を満たさないパイプにルール違反のフラグを付けるには、ルールを再適用する必要があります。これにより、図面で調整が必要なパーツをすばやく特定することができます。また、パイプが接続されている構造物を移動した後、接続パイプが正確な標高と位置に確実に配置されるようにする場合にも、ルールの再適用が必要になることがあります。

パイプ ネットワークのパーツにルールを適用すると、パーツのパイプ ルール セットまたは構造物ルール セットで定義したルール値がパーツにコピーされます。

ルールの再適用は、次のような場合に必要になります。

パーツに割り当てられているルール セットを確認する場合、ルール セット、およびパーツに関連付けられているルールを表示できます。ルールの処理順序は、[構造物プロパティ]または[パイプ プロパティ]ダイアログ ボックスの[ルール]タブで変更できません。ただし、[パイプ ルール セット]または[構造物ルール セット]ダイアログ ボックスの[ルール]タブを表示すると、ルールの順序を変更することができます。

ルールを適用することによって、ルール違反が自動的に解決されることはありません。ルール違反を表示して、そのままにすることも、解決することもできます。

また、ルールを適用し直すことにより、意図的に放置するものも含めて、ルール違反の数が増えることもあります。たとえば、土被りに対してサイト別に設定された制約について、意図的に違反することが必要な場合があります。

チュートリアル実習: サーフェス、線形、ルールの設定を変更する