概要 - フィールド コード、図形接頭語、および注釈キー

測量士は、データ コレクタとともに構成された総合測量装置や GPS 装置などのシステムを使用して、土地に存在するフィーチャの位置を特定します。測量したポイントごとに、ポイント フィーチャまたは線分フィーチャを記述するフィールド コードが割り当てられ、データ コレクタに保存されます。線分フィーチャには、線分が開始、続行、または終了するか、曲線セグメントか線分セグメントであるかを示す線分コマンド コードが記述されています。Autodesk Civil 3D では、フィールド コードの構文は、事前に定義されたラインワーク コード セットに対応します。フィールド コードとラインワーク コード セットが対応することにより、次のことが可能になります。

EP1 B というフィールド コードがある場合、その意味を次に示します。

フィールド コードは、図形接頭語データベースと現在の図面の注釈キーの両方に関連付けられます。EP が図形接頭語データベースで定義されている場合、EP1 は EP と一致し、図形接頭語 EP のプロパティ(画層、図形スタイル、ブレークラインなど)が割り当てられます。注釈キーが EP* の図面に注釈 EP1 B を含む測量ポイントを配置する場合、EP1 B は注釈キー EP* と一致し、画層、ポイント スタイル、ポイント ラベル スタイルなど、EP* に定義されているポイント プロパティが割り当てられます。

フィールドでコーディングされるフィーチャ、フィーチャに割り当てられるフィールド コード、フィールド コードをサポートするよう Autodesk Civil 3D で作成される注釈キーおよび図形接頭語の例を次の表に示します。

フィーチャ フィールド コード 注釈キー 図形接頭語
舗装の端 EP<ID> EP* EP
電柱 UP<ID> UP*  
囲い線 FCE<ID> FCE* FCE
中心線 CL<ID> CL* CL
排水溝の線 DL<ID> DL* DL
砂利の端 EG<ID> EG* EG
下水道マンホール SMH<ID> SMH*  
雨水マンホール DMH<ID> DMH<ID>  
       

フィーチャ定義の例を次の図に示します。

これらのフィーチャ コードを次の図に示します。