ラベルの尺度は、ビューポートの尺度とは関係なく、モデル空間では図面の尺度を基準に設定され、ペーパー空間では割り当てられた文字の高さに設定されます。
モデル空間では、ラベル文字の高さは、図面の尺度とラベル スタイルで指定された文字高さでコントロールされます。
例を示します。
ペーパー空間では、ペーパー空間のビューポートの尺度に関わらず、ラベル文字は常に同じ高さに表示されます。
たとえば、高さを 0.1 に設定したラベル文字は、ビューポートの尺度やズーム レベルに関係なく、プロット シート上でも 0.1 インチとなります。
ペーパー空間のビューポートまたはズームを変更した場合、REGENALL コマンドを使用して画面上のラベル表示を更新する必要があります。
外部参照している図面のラベルも、ペーパー空間のビューポートの尺度に従います。このため、同時に複数の図面に対して正しい尺度でペーパー空間にプロジェクト ドキュメンテーションを作成することができます。
ビューポートでラベルを使用する場合は、図面ウィンドウの下部で注釈尺度を使用しないでください。これを使用すると、ビューポートの尺度が変わります。
ビューポートでラベルを使用する場合は、次のいずれかの方法で使用してください。