[横断勾配摺り付けを計算

ウィザードのこのページでは、設計基準ファイル、横断勾配摺り付け率テーブル、摺り付けの長さテーブル、および計算方法を指定します。

[設計基準ファイル]: 設計基準ファイルの名前を指定します。このファイルによって、さまざまな道路タイプおよび設計速度の最小半径テーブル、横断勾配摺り付けの計算方法および公式、横断勾配摺り付け率および摺り付け長さが定義されます。設計基準ファイルの場所を参照するには、をクリックします。

注: 指定した設計基準ファイルによって、[横断勾配摺り付け率テーブル]、[摺り付けの長さテーブル]、および[計算方法]の各ドロップダウンリストで選択できるオプションが決定します。

[横断勾配摺り付け率テーブル]: 最大横断勾配摺り付け率を決定するために使用される横断勾配摺り付け率テーブルの名前を指定します。指定した設計標準ファイルに関連付けられた横断勾配摺り付け率テーブルのリストを表示するには、矢印をクリックします。

注: 事前定義のテーブルではなく、公式に基づいて横断勾配摺り付け率を計算する場合は、リストから[公式による横断勾配摺り付け率]を選択します。Civil 3D に付属している基準ファイルには、AASHTO 標準に基づいた単純な公式が定義されています。この公式では、特定の半径と設計速度の横断勾配摺り付けを計算します。この公式は、地方自治体で採用されている AASHTO 以外の要件を満たすように編集することができます。
[摺り付けの長さテーブル]: 摺り付け測点を計算するために使用される横断勾配摺り付けの長さテーブルの名前を指定します。特定の横断勾配摺り付け率に関連する摺り付けの長さテーブルのリストを表示するには、セルをクリックします。
[計算方法]: 横断勾配摺り付けの計算方法の名前を指定します。指定した設計標準ファイルに関連付けられた計算方法のリストを表示するには、矢印をクリックします。

設計基準ファイルから摺り付け公式のパラメータを指定します。入力したパーセント値は、小数に変換されて公式で使用されます。指定した設計基準ファイルでパラメータが認識されない場合、この領域は無効になります。曲線が別の曲線の前または後にある場合は、接線の摺り付け公式が適用されます。

[曲線のスムージングを適用]: [曲線の長さ]フィールドを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。
[曲線の長さ]: ゼロを超える長さの値を入力します。この値は、タブグリッドエディタの[曲線のスムージング]列に表示されます。曲線のスムージングの情報は、適切な限界測点の横断勾配摺り付け帯および横断勾配摺り付けビューにも表示されます。

次の図に、曲線のスムージングを適用した結果の例を示します。

[重なりを自動的に解決]: オーバーラップの状態を自動的に検出して、オーバーラップしている測点を除去するには、このチェックボックスをオンにします。複心曲線または反向曲線の場合、最初の曲線の終了完全横断勾配摺り付け測点と、2 番目の曲線の開始完全横断勾配摺り付けの間にある摺り付け測点がすべて除去されます。このオプションは、横断勾配摺り付けが線形全体に適用されている場合にのみ使用できます。

注: このオプションを選択すると、すべてのオーバーラップに対して補正が行われます。オーバーラップの自動解決を解除する場合は、このチェックボックスをオフにして、横断勾配摺り付けを再計算します。

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