データが Autodesk Civil 3D と Autodesk Storm and Sanitary Analysis 間を相互に移動しているとき、パーツ照合のコントロールを補助する設定があります。
パーツを照合する方法をより強力にコントロールする場合、特にカスタム パーツを持っている場合は、XML パーツ マッピング ファイルを設定し、使用するという選択をすることもできます。XML パーツ マッピング ファイルの詳細は、「FAQ: どうすれば Autodesk Civil 3D と Storm and Sanitary Analysis 間でパーツを照合できますか」を参照してください。
このトピックでは、パーツ照合に影響する指定に対する設定について説明します。
- [ツールスペース]の[設定]タブで、[パイプ ネットワーク]コレクションを右クリックします。[フィーチャ設定を編集]をクリックして、[フィーチャ設定を編集 - パイプ ネットワーク]ダイアログ ボックスを開きます。
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[Storm Sewers のマイグレーションの既定]プロパティ グループを展開します。
- [パーツ照合の既定]を設定します。これらの設定は、パイプ パーツが読み込みおよび書き出しの際にスワップされる方法をコントロールするために使用されます。これらの既定の設定方法については、「パイプ ネットワークのマイグレーションの既定を設定するには」を参照してください。
- [マイグレーションに使用されるパーツ リスト]を設定します。詳細は、「パイプ ネットワークのマイグレーションの既定を設定するには」を参照してください。
注: [パーツ ファミリのスワップを許可]と[パーツ ファミリに対して読み込まれたパーツ ID を使用]が[はい]に設定されている場合、および空白(既定)の XML パーツ照合ファイルを持っている場合、または XML パーツ照合ファイルで一致を見つけることができない場合、次に Autodesk Civil 3D は、[マイグレーションに使用されるパーツ リスト]のパーツ ID を探します。パーツ ID をパーツ リストに見つけることができない場合、次にパーツは[パーツ照合の既定]の読み込み設定を使用します。
- [パーツ ファミリのスワップを許可]設定を設定します。次のいずれかの操作を行います。
- STM ファイルをパーツ ファミリに上書きする場合、[はい]に設定します。「予期される」パーツ ファミリ(下記の[パーツ ファミリに対して読み込まれたパーツ ID を使用]設定に従って、[Storm Sewers のマイグレーションの既定]から、または STM ファイルで見つかったパーツ ID から)が、更新される各パーツに対する現在の Autodesk Civil 3D パーツ ファミリと異なる場合、この設定は読み込まれるパーツをスワップします。
注: 「予期される」パーツ·ファミリは、[パーツ ファミリに対して読み込まれたパーツ ID を使用]設定に依存します。[パーツ ファミリのスワップを許可]は、下記に設定している[パーツ ファミリに対して読み込まれたパーツ ID を使用]を使用し、パーツ照合の XML ファイルを使用するために、[はい]に設定する必要があります。
- STM ファイルに、オリジナルのパーツ ファミリの関連付けを保つ場合、[いいえ]に設定します。Autodesk Civil 3D は、[Storm Sewers マイグレーションの既定]設定にかかわらず現在の Autodesk Civil 3D パーツ ファミリを保持します。
これを[いいえ]に設定すると、次のとおり、寸法値だけがパーツの現在のパーツ ファミリ内で変更することができます。
配管
- 直径寸法、または高さと幅
- マニングの n 値
- 勾配
- 長さ
- 位置データ(座標と標高)
構造物
- [パーツ ファミリに対して読み込まれたパーツ ID を使用]に対して次のいずれかを実行します。
注: [パーツ ファミリのスワップを可]が[いいえ]に設定されている場合、[パーツ ファミリに対して読み込まれたパーツ ID を使用]設定は影響を与えません。