パーツ サイズは、その寸法を設定するサイズ パラメータによって制御されます。
モデル パラメータは、モデルの既定のパーツ サイズを定義し、後で指定できる新しい値のプレースホルダとなります。モデル パラメータとサイズ パラメータの間には直接的な関係が存在します。各モデル パラメータは、パーツ ブラウザでサイズ パラメータに追加されます。サイズ パラメータを使用すると、モデルのさまざまなサイズを作成して複数のパーツ サイズを表現し、非グラフィカル パラメータをパーツ ファミリに追加できます。
サイズ パラメータは、[パーツ サイズを編集]ダイアログ ボックスで指定します。このダイアログ ボックスでは、テーブル内のパラメータ値と設定属性を参照および編集できます。各パラメータは、他のパラメータとは関係なく参照または編集できます。このため、大きいテーブルをスクロールせずに一度に 1 つのパラメータを修正できます。
[パーツ サイズを編集]ダイアログ ボックスには、[計算]、[パラメータ環境設定]、[値]という 3 つの作業モードがあります。
パラメータ環境設定では、データ ストレージを設定できます。データ ストレージのタイプを設定すると、パラメータを値のリストまたはテーブル、さらには定数値または計算値として定義できます。また、パラメータの説明を変更し、パラメータの表示/非表示を制御できます。詳細は、「パーツ ビルダで個別のパーツ サイズを追加するには」を参照してください。定数値を定義し、値のリストを他のパーツからコピー アンド ペーストして、複数のパーツ サイズを定義できます。計算値は、参照専用です。計算値の公式を修正するには、[モデル パラメータ]ダイアログ ボックスを使用します。
新しいパラメータを作成することによって、パーツに関する追加情報を格納する値を定義できます。カスタム パラメータを追加して、データ ストレージ タイプなどのすべてのパラメータ属性を定義できます。また、あらかじめ定義されているオプション パラメータのリストから選択することによってパラメータを追加することもできます。定義済みのパラメータのリストは、パーツ タイプとパーツ ファミリの既存のパラメータによって決定されます。これらのパラメータには、設計プロセスまたは実施設計図の作成時に図面内のパーツを識別するのに役立つ追加情報が含まれています。