パーツ ビルダを使用すると、Autodesk Civil 3D パーツ カタログに格納されるパイプ ネットワーク パーツを作成および修正できます。
パーツ ビルダでは、実際のパイプ ネットワーク パーツ(パイプ、マンホール、排水ます、集排水口など)を表すコンテンツ作成用のシェイプを設計および編集できます。
コンテンツの各要素は、コンクリート パイプ、ダクタイル鉄製パイプ、コンクリート楕円形カルバートなどのパーツ ファミリを表します。各パーツ ファミリには、そのファミリのパーツ サイズのセットが含まれています。たとえば、コンクリート パイプ パーツ ファミリの中には、さまざまな定義済みのパーツ サイズがあります。パーツ ビルダでは、個々のパーツ サイズに加えてパーツ ファミリを作成および編集できます。
パーツ ビルダを使用すると、パイプ パーツの 2D モデルと構造物パーツの 3D モデルを作成し、これらのパーツの 2D 図面ビューを生成して設計レイアウトで使用できます。作成するモデルは、パーツを構成するフィーチャのサイズ、シェイプ、および位置に基づいて定義されます。パーツはパーツ カタログ(US インペリアル パイプ カタログなど)に格納されており、パーツをレイアウトに追加する場合はカタログをナビゲートしてパーツを選択できます。
パーツを図面で使用する前の段階で、各パーツ サイズをテストすることが重要です。挿入ポイント、およびすべての表示表現を検証する必要があります。テスト結果に問題があった場合は、適切なパーツ サイズに修正して再テストする必要があります。
パーツ ビルダは、パラメトリック モデリング設計とパイプ ネットワーク機能に詳しいユーザを主な対象としています。
[パーツ ビルダ]にアクセスするには、 検索をクリックします。
上記の操作を実行すると、
ダイアログ ボックスが表示されます。ダイアログ ボックスから、パイプ カタログまたは構造物カタログを使用し、そのカタログのカテゴリをナビゲートできます。
このダイアログ ボックスに表示されるアイコンを使用すると、さまざまなタスクを実行できます。アイコンにカーソルを合わせると、そのアイコンについて説明したツールチップが表示されます。アクティブになるアイコンは、カタログ ツリーで選択されている項目に応じて異なります。
処理内容 | 操作 … |
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新規パーツの作成 | チャプタ フォルダを選択し、[新規パラメトリック パーツ]をクリックします。[新規パーツ]ダイアログ ボックスで新規パーツの名前と注釈を入力し、[OK]をクリックします。パーツ作成用の作成環境が開きます。 |
既存のパーツ サイズの修正 | カタログ ツリーからパーツを選択し、[パーツ サイズを修正]をクリックします。パーツ修正用の作成環境が開きます。 |
カタログの再生成 | パーツまたはカタログの変更後、[カタログを再作図]をクリックしてパイプまたは構造物パーツ カタログ全体を再生成します。 |
カタログのテスト(検証) | カタログの変更後、[カタログ テスト]をクリックして検証が成功したかどうかをチェックします。 |
パーツの新規チャプタの追加 | [新規チャプタ]をクリックして名前を入力します。チャプタはカタログまたは別のチャプタに追加できます。 |
パーツの削除 | パーツを選択して[削除]をクリックします。そのパーツがカタログから削除され、カタログ ツリーから削除されます。 |
パーツを作成したり修正する場合、以下の機能を備えたパラメトリック作成環境が開きます。