トラバースの辺上に挿入されるラベルを設定するには、このダイアログ ボックスを使用します。
[ラベル]
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[線分の長さに合わせて尺度を自動調整]
- True に設定されている場合は、ラベルの尺度は線分の長さの 25 ~ 75 パーセントの範囲でのみ設定されます。
ラベルで使用する文字の高さは、AutoCAD のシステム変数 CANNOSCALEVALUE から取得されます(以下、この変数を AnnotationScale として表記します)。
- 文字の高さの既定値は 0.1/AnnotationScale です。計算されたラベルの長さが線分の長さの 75% を超える場合は、ラベルの長さは線分の長さの 75% になるように設定されます。
- 角度寸法半径の既定値は 0.5/AnnotationScale です。計算された角度寸法半径が線分の長さの 25% を超えている場合、角度寸法半径は線分の長さの 25% になるように設定されています。
[角度]
この設定では、トラバース エディタにおける小数点付きのエントリを、小数点区切りの度分秒表記と 10 進数の経緯度表記のどちらとして処理するかを指定します。
注:
たとえば「63 51 25」のようにスペース区切りで入力された数字は、[方向]の設定にかかわらず、必ず度分秒表記として処理されます。
- [度分秒表記]
- 小数点付きのエントリを小数点区切りの度分秒表記として処理するように指定します。たとえば「63.5125」と入力すると、「63 51 25」つまり 63 度、51 分、25 秒と入力した場合と同じように処理されます。
- [10 進数表記]
- 小数点付きのエントリを 10 進数表記として処理するように指定します。
[ポイントの競合の解決]
同じ番号と同じ名前を持つポイントが図面内にすでに存在している場合のポイント番号とポイント名の処理方法を指定します。
- [ポイント番号またはポイント名の競合の解決]
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- [COGO ポイントを作成]: 競合が発生している場合に新しいポイントを作成します。
- [COGO ポイントを上書き]: 図面内に同じ名前か同じ番号を持つポイントが存在する場合、既存のポイントを上書きします。
[トラバースのグラフィックスを削除]
どのタスクを実行するときに図面内の既存のトラバース グラフィックス(ポリラインとポイント)を削除するかを指定します。
- [新しいトラバースを作成するとき]
- 新しいトラバースを作成するときに、図面内の既存のポリラインとポイントを削除します。
- [他のトラバースを開くとき]
- 他のトラバースを開くときに、図面内の既存のポリラインとポイントを削除します。
- [図形からトラバースをロードするとき]
- 図面内のポリラインを選択してトラバースを作成するときに、図面内の既存のポリラインとポイントを削除します。
- [トラバース エディタを閉じるとき]
- トラバース エディタを閉じるときに、図面内の既存のポリラインとポイントを消去します。