トラバースのデータを入力し、データを[トラバースの調整]ダイアログ ボックスに送ってデータに調整方法を適用するには、[トラバース エディタ]を使用します。
入力した辺のデータに応じてポリラインや COGO ポイントを作成するかどうかを指定するには、これらのオプションを使用します。
図面内で作成したポイントには、[トラバース エディタ]の[説明]列で説明キーを入力しない限り、ポイント機能設定で指定されている既定のポイント スタイルと、ポイント ラベル スタイルが使用されます 。ポリラインは現在の画層に作成されます。図面内に一時的に表示されるグラフィックスでは、現在の画層の色が使用されます。
トラバースの最初の辺のタイプは、開始点(POB)を表す点である必要があります。POB を指定するには、 図面内でポイントか位置を指定するか、ポイント番号を入力してオプションの角度を指定し、最初の後視線を設定します。
ポイント、ライン、弦のデータを入力するには、これらの列を使用します。
角度の入力タイプ | 例/説明 |
---|---|
方向 | N
S
E または W
注: 北、南、東、西 を使用することもできます。
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方向と角度 | N30W (方位)または N45 (方位角) |
四半円点と角度 | 1..45 (1 は四半円点、45 は角度) |
右または左回転角度 | R45 または L45
注: この角度は前視から回転します。
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度分秒表記の角度 | 63 51 25
注: この角度は後視から回転します。分と秒の入力はオプションです。
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10 進数表記の角度 | 63.8569 |
2 つの COGO ポイント間の角度 | 1...2 (1 と 2 は COGO ポイント番号)または CP1...CP2 (CP1 と CP2 は COGO ポイント名)。 |
選択した位置 | をクリックします。図面内の 1 つのポイントを選択し、指定点からの方向を設定します。また、コマンド ラインで Point の頭文字 P を入力し、2 つのポイントを選択して角度を設定することもできます。 |
計算式 |
100 + 200
注: 使用可能な演算子を次に示します。
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距離の入力タイプ | 例/説明 |
---|---|
数値 | 100、100m、100'
注: 数値の末尾に付く単位の入力の詳細については、「概要 - トラバース エディタ」を参照してください。
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COGO ポイント<so>COGO ポイント | 1...2 (1 と 2 は COGO ポイント番号)または CP1...CP2 (CP1 と CP2 は COGO ポイント名)。 |
選択した位置 | をクリックします。図面内で 1 つのポイントを選択して、指定点からの距離を定義することができます。または、Point の頭文字 P をコマンド ラインに入力し、2 つのポイントを選択して距離を定義することもできます。 |
計算式 | 100 + 25
注: 使用可能な演算子を次に示します。
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円弧のデータを入力するには、これらの列を使用します。
入力するデータは通常のフォントで表示されます。計算されたデータは斜体フォントで表示されます。
円弧フィールドにデータを入力すると、他の円弧データが計算されます。計算済みのフィールドに別のデータを入力することで、円弧の計算結果を変更することができます。その場合、そのフィールドは通常のフォントで表示されます。計算済みの他のフィールドは更新され、斜体で表示されます。詳細については、「トラバース エディタでトラバース データを入力するには」を参照します。
データ入力時に作成される COGO ポイントの名前(番号か英数表記名)と説明を指定します。
各ポイントの英数表記の名前を表示します。図面内で次に使用できるポイント番号が、割り当てられる最初のポイント名として使用されます。
作成済みの英数表記のポイント名を変更することができます。そのポイント名に基づいて次のポイントに名前が割り当てられます。
例えば、ポイント 1 をポイント 100に変更すると、次に作成されるポイントはポイント 101 になります。
ポイント 1 をポイント CP100 に変更すると、次に作成されるポイントはポイント CP101 になります。