接続されている線形の機能を使用すると、2 つの交差する線形間で摺り付けを行う線形を作成したり、その縦断間で摺り付けを行う縦断を作成することができます。
この機能を使用すると、交差点巻き込み部、出口ランプ、流入/分岐道路を作成したり、既存の道路を計画道路に接続することができます。 また、インターチェンジをサポートするために複雑な曲線グループを作成することや、出口ランプのシナリオをサポートするために親線形からのオフセットを適用することもできます。180 度未満または 180 度より大きい、接続されている線形を作成できます。
[接続されている線形を作成]ダイアログ ボックスで指定されたパラメータを使用して、2 つの交差する線形間に接続されている線形が作成されます。
接続されている縦断のジオメトリは、選択した親縦断から自動的に生成されます。デルタ標高または横断勾配を指定して、接続されている線形のオーバーラップ部分(選択した親線形の縦断に平行)で、接続されている縦断がどのように生成されるかをコントロールすることができます。接続されている縦断の開始標高、終了標高、および勾配は、親縦断のオーバーラップ部分から取得され、接続されている縦断の中央セクションは、親縦断の延長が交差するかどうかと、その方法に応じて計算されます。
接続されている線形および関連付けられた縦断を作成すると、既定で動的な状態に設定されます。つまり、親線形と親縦断が変更されると、それらの一部が更新されます。更新が実行されないようにするには、また、線形と縦断を完全な編集機能でコントロールするには、更新モードを静的に変更します。
接続されている線形の更新モードを変更するには、[線形プロパティ]ダイアログ ボックスの[接続パラメータ]タブを使用します。
接続されている縦断の更新モードを変更するには、[縦断プロパティ]ダイアログ ボックスの[縦断データ]タブを使用します。