概要 - 交差点のコリドー リージョンを再作成する

交差点ジオメトリを変更した後、または別のアセンブリを適用した後に、交差点のコリドー リージョンを再作成することができます。

交差点コンポーネントが編集された際に、コリドー リージョンを再作成する必要がある場合があります。たとえば、交差点巻き込み部線形の半径または長さを変更した場合は、交差点領域のコリドー リージョンを再作成して、ジオメトリのギャップまたはオーバーラップが存在しないようにする必要があります。

コリドー リージョンを再作成する別のシナリオを次に示します。

交差点の変更内容をすべて破棄して、元の交差点の作成ロジックでコリドーを再作成する場合があります。

たとえば、特定のアセンブリ セットで交差点オブジェクトを作成した後に、交差点巻き込み部のコリドー測点、間隔、アセンブリなどを変更して、交差点オブジェクトを変更した場合が該当します。また、交差点の片側に配置した主要道路の長さ全体の領域を変更した後、水平ジオメトリおよび交差点巻き込み部のパラメータを変更する場合も該当します。コリドーの自動再作成を設定した場合は、コリドーが自動的に更新されます。それ以外の場合は、変更を行った時点で[プロスペクター]タブにコリドーが未更新であることを示すアイコンが表示されます。

ここで、上記のような変更をすべて破棄して、交差点の作成時に指定した元のアセンブリを再適用するか、別のアセンブリを適用する場合に、[コリドー リージョンを再作成]コマンドを使用できます。

[コリドー リージョンを再作成]コマンドを選択すると、[交差点コリドー リージョン]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、適用するアセンブリなど、必要に応じてパラメータを変更できます。また、既定のパラメータをそのまま適用することもできます。[再作成]をクリックすると、対象の交差点オブジェクトを最初に作成した際に指定したパラメータやアセンブリに基づいて、交差点オブジェクトのコリドー リージョンが再作成されます。

[コリドー リージョンを再作成]コマンドでは、次の処理が実行されます。

このコマンドでは交差点のコリドーを削除してから再作成するため、交差点オブジェクトのコリドーを変更した場合、新しいコリドーを作成すると、変更内容が上書きされます。