計画線の作成コマンドには、サーフェスから標高を取得するためのオプションなど、計画線の標高を指定するための各種オプションが用意されています。
- 検索をクリックします。
- [計画線を作成]スダイアログ ボックで、計画線のサイト、名前、スタイルを必要に応じて選択します。 レイヤを選択し、選択した図形レイヤを使用するためのオプションが無効になっていることを確認します。[OK]をクリックします。
- 計画線の始点を選択します。オブジェクト スナップまたは割り込みコマンドを使用して既存のジオメトリにスナップできます。
- 次のいずれかを実行して始点の標高を指定します。
次のプロンプトが表示されます。
次のポイントを指定 または [円弧(A)]:
- 次のポイントを選択します。
サーフェスに対して相対的な計画線を作成する場合は、次のプロンプトが表示されます。このプロンプトで、各ポイントの相対的な標高を指定することができます。
相対標高を指定 または [勾配-%(G)/勾配-比率(SL)/標高(E)/差分(D)/サーフェス(SU)/摺り付け(T)] <0.000>:
または、次のプロンプトが表示されます。
勾配(%)を指定 または [勾配-比率(SL)/標高(E)/差分(D)/サーフェス(SU)/摺り付け(T)] <0.000>:
- ポイントの作成時に各標高ポイントを指定する場合は、手順 9 に進んでください。標高を定義せずに、図面ポイントの指定を続ける場合は、次の操作を行います。
- [Enter]を押して、標高を指定せずに、引き続き図面の別のポイントを作成します。
- ポイントを作成したら、必要に応じてキーワードを選択または入力して、標高、勾配-%、勾配-比率、または標高差を指定します。摺り付けを指定するプロンプトが表示された状態でコマンドを終了すると、終了標高を指定するプロンプトが表示されます。
- 次のいずれかを行って、2 番目のポイントの標高を設定します。
- R と入力し、別の相対的な標高を入力します。 指定したサーフェスの標高に対して、相対的な標高が適用されます。
注:
サーフェスに対して相対的な計画線を作成する際に、選択した 2 番目のポイントが指定のサーフェス上に存在しない場合、相対的な標高値を入力しようとすると、コマンド ラインでメッセージが表示され、別のサーフェスを選択するためのオプションが表示されます。ここで別のサーフェスを選択しなかった場合、選択した 2 番目のポイントで、最初のポイントに割り当てられた標高が既定値として使用され、この標高が絶対標高になります。別のサーフェスを選択した場合は、そのサーフェスからポイントの標高が取得され、その標高が絶対標高になります。
- G と入力し、勾配(%)の値を入力します。 勾配は、最初と次のポイントの間のセグメントに適用されます。
- SL と入力して勾配-比率を入力します。勾配は、最初と次のポイントの間のセグメントに適用されます。
- E と入力して標高を入力します。標高は 2 番目のポイントに適用され、2 点間のセグメントの勾配が計算されます。
- D と入力して、最初と次のポイントの間の標高差を入力します。
- SU と入力し、ポイントのサーフェス標高を確認してそのまま使用するか、別のサーフェスを指定します。
注: 1 つのサーフェスに対してのみ、相対的な計画線を作成することができます。相対的な計画線の作成先となるサーフェスは、計画線の最初のポイントの選択時に指定する必要があります。このプロンプトで別のサーフェスを指定すると、そのサーフェスから最初のポイントの標高が取得され、その標高が絶対標高になります。
- 次のいずれかを行って、計画線上の次のポイントを指定します。
- 図面内の次のポイントを選択します。
- L と入力して、長さを入力します。このオプションを使用する場合、セグメントの方向は前のセグメントの終点と同じであると見なされます。
- これまでに説明した各オプションを使用して、ポイントの標高を指定します。